人生とは
★★★★★
なにかにつまずいたり、悩んだりしているとき。
時間に追われていて自分を見失っているとき。
ふと読み返しては、このままでいいのかと自問自答したり、何かをはじめるきっかけ
をもらったり。
自分にとってはなくてはならない本。
人生そのものが芸術
★★★★★
この作品を読み、自分の持っている価値観の小ささに気づいた。ハリスさんの人生は波瀾万丈であり山あり谷ありの人生と感じた。 弟の自殺によって、鬱状態になってしまい、暗闇から抜けるため世界を宛てなく放浪し、ピッピーたちに揉まれながら人生という博奕を打ってるハリスさんの生き方に共感し、この本を読んでから、僕の人生を180゚変えた本なので、日本の狭い社会で生き急いでいる方々におすすめしたい。
バリにて
★★★★★
バリのホテルのライブラリにこの本があり、
軽い気持ちで読み始めたのですが、
成田に着くまでひたすら読みました
(結構読みがいのある厚めの本で、
ページにみっちり文字があります)。
この本のことはずい分前から知っていたのですが、
単なる旅行本くらいにしか思っていませんでした。
私としては、弟さんに対する記述が非常に印象深く、
人間、話を聞いてみないとわからないものだなあ、と
つくづく考えさせられました。
また、100%自叙伝であるならば、
すごい記憶力だなあ、と思います。
克明にメモをされていたのか、とにかく、
人物が鮮明で、学生時代の旅行で出会った
小さな人物一人一人までが映像で見えるくらい
鮮明に描かれています。
自分を変えたい、とか自分って何?とか
日本から出たい、とか、
今の自分から一歩踏み出したい方にぜひお勧めします。
EASY GOING
★★★★★
いやあ、ほんとロバート・ハリスの話っておもしろい。 世界中で出会ったいい女とのあれこれや、ギャンブラーとの熱い勝負のはなし、大好きな本のはなし、ぶりぶりになったドラッグ体験談。 本当、興味のあるものに何でもとびこんでいって、毎日脳からエンドルフィン放出しまくってて、そんでもって文学を心から愛していて、んで感傷的になって、人生に悩んで、苦しんで、楽しんで、笑って・・・ 本当この人の頭の中ってカオスですよねw 僕の中でロバート・ハリスってすごく人生経験豊かなカッコいい兄貴みたいな存在です、そしてこの本はそんな兄貴を代表する一作です。
正直に人生を語る
★★★★☆
ただ単に米語を母国語にしていたので、「英会話を教えていた企業がハイヤーで送り迎えに来た」、「ジョン・ローン」を知っていた。などつまらない自慢話も少々あるが、実に正直に自分の人生を語っている。そこに共感できる。ただし、満員電車に揺られて自宅と会社を往復する小市民を小馬鹿にした部分に反感も覚える。著者がエグザイルス(放浪者)になり得たのは、著者がバカにする小市民の資本主義的経済活動によるのに・・・。市民を見下しているかのようなスタンスは、いただけない。