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スマイルBEST ボルベール<帰郷> スタンダード・エディション [DVD]

価格: ¥1,980
カテゴリ: DVD
ブランド: Happinet(SB)(D)
Amazon.co.jpで確認
   しっかり者のライムンダは、失業中の夫と娘のために日々懸命に生きていたが、血のつながらない娘を襲おうとした夫を娘が殺してしまったことから、平和な日々は一転。彼女は死体を隠し、娘をかばうことに奔走していた。そんなとき、ライムンダの姉ソーレは火事で亡くなった母が自分の目の前に現れて驚く。幽霊? 幻? 母と暮らしはじめるソーレ。姉を尋ねたライムンダは、ソーレの家で母の気配を感じた。しかし、母はライムンダの前に現れることができないという。仲違いしたまま死んだので、会う勇気がないと言うのだ。それでも娘を思う気持ちは変わらない。やがてふたりが再会するときがきた…。
   『オール・アバウト・マイ・マザー』など女性を描いたら右に出るものがいないスペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督が描いたペネロペ・クルス主演作。女性のたくましさ背中合わせも危うさ、そして母娘の絆に、アルモドバル特有のユーモアを加味してカンヌ映画祭などで絶賛された傑作。アルモドバル作品に出ているときが、いちばん輝きを増すペネロペ・クルスは、強さと美しさをあわせもった女を熱演してアカデミー賞主演女優賞候補になった。また色彩も目を見張る! 衣装から美術にいたるまで、原色を使いながらも決してあくどくなく、その映像は息をのむほど鮮やかで美しい。女同士だからこそぶつかりあい、女同士だからこどわかりあえる母娘関係に共感する人は多いかもしれない。(斎藤 香)
押し込むチカラ ★★★★☆
ペドロ・アルモドバル監督の作品は、「オール・アバウト・マイ・マザー」にしても、
「トークトゥーハー」にしても少し変だ。物語の筋を真剣に考えていくと、位相が少し
ずれていると思えてくる。この映画もそうだ。1つの幽霊話と3名の殺人と2世代の
近親相姦の相当滅入りそうなテーマなのに、まったくそんな感じがしないのである。

アジアの優れた映画、例えば「殺人の追憶」(韓国)や「奇妙なサーカス」(日本)
では殺人や近親相姦はシビアに描かれるのだが、この映画はラテン的にお構いなしだ。
警察など、はなから用意されはいない。つまり所詮は「映画」であり、物語なのだ。

女優たちの演技に酔いしれて行くと、画面の色使いも題名となるペネロペの唄う歌も、
「何か文句ある?」というような迫力で我々に迫ってきて心地よくなってくるのである。

これはこの監督の「押し込むチカラ」の為せる業だと思う。
女性の為の ★★★★☆
ライムンダ(ペネロペ・クルス)は姉のソーレ(ロラ・ドゥエニャス)と自分の娘パウラと共に自らの故郷である土地に帰って墓参りをし、そこに眠る両親に祈ります。故郷には叔母(母の姉)が1人で暮らしていますが、ひどく危なっかしく、どうにかならないかと気を揉んでいます。しかし引き取ろうにも家には夫がいますし、その仲もあまり上手く行っていません。叔母の家の向かいにはアグスティーナ(ブランカ・ポルティーヨ)という仲の良い女性が住んでいて、何かと叔母のことを気をつけてくれています。なんとか帰郷を済まし、暮らす町に帰ってきたライムンダに夫パコは失業した、と告白。ライムンダの仕事にかかる負担は増え、しかも仕事を終えて帰ってくると、娘パウラが待っています。パウラの表情は冴えず、しかも・・・

というのが冒頭のシーンです。説明的になり過ぎず、映像も綺麗で引き込まれます。どこかファンタジックにも感じさせる映像でこの先の展開は全く予想だにしませんでした。


基本的に夫のパコ以外には端役でしか男性は出てきません、パコにしても端役と言っていい、女性の為の女性の映画です。非常に重いテーマを扱っていますし、簡単に言及出来ない種類の話しを題材に使っているのですが、脚本は素晴らしい。現実味は無くとも、ファンタジーでもなく、だからこその不思議な感覚に落とし込まれます。もし女性が見たなら、強く共感するのかもしれません。私は非常にショックを受ける内容でしたし、母と娘の関係性の複雑さを感じました。また何事もを乗り越える強さも。


母と娘という関係性もまた、父と息子と同じように難しく、またそれ以上に込み入った関係になりかねないものなのでしょう。


あまり言及できないんですが、こういうことは稀な例だとは思いますが、あるのでしょうね・・・酷い話しですし、ちょっとショックでした。それでもこの映画は素晴らしい映画だと思います。よく考えられたストーリィですし、出てくる女性の役者さんは皆いいです。特に私は姉のソーレを演じた役者さんは面白いと思いました。



関係性、ということに興味のある方にオススメ致します。
ペネロペがはまりすぎ! ★★★★★
大好きな映画です。
初めて観たときは、ラスト前の展開(クライマックス?)が
強引すぎるとも思ったのですが、それでも後味はとても良かった。
もう女優さんの力と言うほかないです。
ペネロペ・クルスはいつもセクシーだし、美人だし、雰囲気あるし、
それでもこの映画が最もはまった作品、役柄だと思っています。
ハリウッド的な派手な映画ではないですが、じんわりと効いてきて、
必ずまた観たくなりますよ。
自分自身と過去との対話 ★★★★☆
なんだか突拍子もない話というか、めんくらってしまうような物語なのだが、意外なことに観終えたあとの後味が良かった。
主人公をはじめ、おもな登場人物たちが、自分の過去と、秘められた自分の思いに、誠実に向き合おうとしているからだと思う。そういう意味で、ふしぎな癒しの効果さえある。
この映画を観ながら、つい自分の運命や、これまで歩んできた道を振り返っていたというひとは多いかもしれない。
ぺネロぺが素敵すぎ ★★★★★
 物語はもちろんのこと、私はこの監督の大ファンとかではないのですが、最近のぺネロぺがとても魅力的に感じ、購入しました。大正解でした。
 こんなに画面で映える女優さんも少ないんじゃないんでしょうか。私は世界的にもっと注目されていいと思うのですが・・・
 雑誌などで見るぺネロぺは、家族にも恵まれ、愛され、恋愛上手で・・・と本当に恵まれているのですが、単に恵まれただけの人じゃない、奥深いもの、人間の哀しさ、強さ、愛しさ…全てを理解しているように感じます。とっても器の大きい人なんじゃないかな。単なる小悪魔とか、セクシー女優ではないのです・・・(特に日本ではそういう印象がある気がするので。)
 これからもどんどん美しく、世界的な大女優になっていくんでしょうね・・・ぺネロぺが見たいわけじゃない方に役にたたないレビューでごめんなさい。神様に愛された人です。