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ブッダの集中力―役立つ初期仏教法話9 (サンガ新書)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: サンガ
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集中力は感情で作っちゃいけない ★★★★★
集中力とは何か精神的にとことん突き詰めた面白い一冊。
読み終わったあとは集中力に関する認識が変わること請け合い。

でも毎回毎回、他宗教や世俗にブチキレてらっしゃる
作者さんがいってるやってはいけない
「欲、怒り、無知」の中の「怒り」に該当しないか
毎回ひやひやしながら読んでいます。

このシリーズはなぜか毎回恒例
ここがおかしい!他宗教コーナーが結構ページとるので
他宗教の方がこの方の本を手に取るのは
笑って済ませる方だけにした方が良いです。

集中力に関してはとても良いことがかいてありますので
集中力ほしいほしい…と普段悩んでるような人にそっと差し出したい本ですね。
「集中力」=「楽しむこと」 ★★★★★
今まで「集中力」「集中する」という言葉を
いかにテキトーに使っていたのかを思い知らされました。

とは言え、この本は小難しく説教をするといった内容ではありません。

「集中力」とは人を幸せに導く素晴らしいものであり、
なによりも対象を楽しむことから生まれる力だと説いています。

ただ、「集中力」にも種類があるそうです。
1.生きるためや家族を守るために生じる、「本能」に基づく集中力。
2.怒りや憎しみ、欲などの「感情」に基づく集中力。
そして、
3.こころが成長するために必要な「理性」に基づく集中力。

1の集中力は、マインドコントロールされやすいのだそう。
家族を思う集中力を利用した例として、オレオレ詐欺があげられていました。
2の集中力も、感情をエネルギー源にしているため、
不安定になりやすい、長期的には悪結果を導く、と説明されています。

だから、対象や行為に依存しない「理性」による集中力を育てなさい、と。

そのために、瞑想方法の実践を提案しています。
瞑想と言っても、特別に難しいことではなく、
「日常生活を送る上での知恵」、と私は解釈しました。

いい本だと思います。
この瞬間に幸せが ★★★★★
「集中力」、この言葉の意味が、意図するモノが分かってきました。
言葉あいまい、考えあいまいのわたしですが、だんだん分かってきました。
執着もモティベーションも集中も、だんだん分かってきました。

スマナサーラ氏がおっしゃる「楽しみ」がイイです。
実況中継と実況記録による集中力 ★★★★★
パーリ語経典の『Anapanasati Sutta』(漢訳は『安那般那念経』)によれば、ブッダは4つの瞑想対象に対して4段階づつ、合計16種類の呼吸(瞑想)法を説いている。第一の瞑想対象は身体と呼吸体(プラナー体)であり、呼吸と共に身体と呼吸体に気づく瞑想である。第二の瞑想対象は感情(心形成力)であり、呼吸と共に「ピーティ(満足、喜悦)は平静ではない」と「スッカ(喜び、楽)は心を和らげる」の感情に気づく瞑想である。第三の瞑想対象は心であり、心の体験・喜び・集中・解放に気づく瞑想である。ブッダは、このように瞑想対象を身体から心に進めながら、気づきの感度を高め、最後の第四の瞑想対象である法(=無常、無我)に取り組ませる訳である。本書の8章で説かれる“「集中力」は楽しい”とは、第二の瞑想対象で気づく集中力である。しかし、気づきというのはそれほど簡単なことではない。ヴィパッサナー瞑想の本来の目的は、自分の「貪・瞋・痴」に気づくことである。そうでなければ、第一の瞑想対象すら集中することはできないからである。しかし、私たちが学ぶ通常のヴィパッサナー瞑想は「痴」に気づく智慧の練習が主であると思われる。最も高度な智慧獲得の練習なのである。
そこで、「痴」に気づくヴィパッサナー瞑想と並行して、「貪・瞋」に気づく瞑想はないだろうかと考えた時に、岡田斗司夫の『いつまでもデブと思うなよ』に書かれたレコーディングダイエットに思い至った。この本を良く読めば、レコーディングダイエットとは食に関する「貪」に気づく練習であることが分かる。ヴィパッサナー瞑想は実況中継であるが、レコーディングダイエットは実況記録なのである。ということは、レコーディングダイエットの手法を他の欲の記録としても利用できるし、「瞋」に気づく実況記録の練習へ応用することも可能である。「貪・瞋」に気づく瞑想によって、「痴」に気づくヴィパッサナー瞑想の集中力も高まるのではないだろうか。
最高の集中力育成法は瞑想 ★★★★★
世間一般ではあまり知られていませんが、仏教の教えには心理学的要素が多分に
含まれており、近年では仏典研究と臨床により確立された仏教心理学という新た
な心理学が注目をされています。

この本は仏教心理学の立場から、集中力の特性、効用を、かんたんに
誰にでもわかるように説いたものです。
一日で読めるボリュームですが、読解一日 功徳一生!
なまじ、ありがたいお説教を聞くより得るところが大きいと思います。
ただ難点を言えば、集中力を養うサマタ瞑想の紹介がいまいち情報量不足に
思えました。
実践第一だと思うので、そこをもっと充実して欲しかったです。
この本では、サマタ瞑想の紹介のみとなっていますが、
ヴィパッサナー瞑想も集中力を強化しますので、
瞑想の具体的な実践方法を知りたい人は、他の仏教や瞑想の本も読んでみてください。
本当に、瞑想を続ければ信じられないような集中力が身につきますので、
是非チャレンジしてみてください。