インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

量子力学1 (KS物理専門書)

価格: ¥4,893
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
扱っている内容はいいが,論理的には曖昧で省略が多くて難解な本 ★★☆☆☆
(上巻下巻共通の話)
この本が分かりやすいと感じる方は実はきちんと理解できていない可能性があることをまず注意しておきたい。なぜなら説明不足の所,議論が曖昧なままいい加減な類推で式を導いている箇所,基本となるもっともらしい仮定の部分が結論になっていて本来結果として出てくるはずの式が仮定になっていたりするなど,読み進める上で不可解な説明が非常に多い。難解な本である。ただ,扱っている内容は基本から高度なものまで含まれていて内容的にいいのでこれをやむを得ず使っている(とくに下巻の内容は第2量子化やディラック方程式まで扱っているからいい)。ただブラケットの話はこの本だけでは本当の理解はできないであろう。ブラケットはぜひJJ桜井を読むことをオススメする。ただ,‘この猪木川合流’の議論に慣れれば下巻は読みやすくなる。
しかし,それにしてもこんなに論理的にめちゃくちゃな本はいかがなものだろうか?説明は多いが不可解な説明が多い。私としてはもっとぶっきらぼうな説明でもいいからきちんと論理の省略のない説明にしていただきたかった。

個人的にはJJ桜井ほどわかりやすい量子力学の本はないと思っている。
量子力学を学ぶ人必携の1冊 ★★★★★
いきなり本書をやると、量子力学に対して嫌気がさすかもしれない。
量子力学に限ったことではないが、何冊か攻略しないと理解出来ないものである。その何冊か取り組む中の1冊として必携書だと言える。

量子力学のイメージは、シュレディンガー方程式の考え方に集約されている。その式の導出において、考えられるあらゆる手法を学んだ方がよい。
その道しるべとなる1冊であるのは間違いない。計算の力を磨くのに打ってつけである。他の本に比べて計算量もやや多い。

紙と鉛筆を持って必死に取り組む価値のある殊勲の本。
最初はこれで量子力学を勉強するべきだと思う ★★★★★
現在、出版されている量子力学の中ではこの本が一番いいと思う。
偏りが無くて、全物理学科生むけな感じの本です。あえていうなら、理論的な色が強いです。現象論的な印象は受けないです、特に1巻は。

他の人も書いていますが、数学的予備知識は必要です。でも、学部2,3年に向けて書かれている本なので、それは当然です。ですので、物理数学や力学など勉強する前の学部1年などで読むのはやめたほうがいいと思う。まずは量子力学に入るまでの物理を勉強して、それから読む本だと思います。

しかし、群論に関しては、数学的予備知識無しで大丈夫です。最初はきついけど、頑張って読めばなんとなく身についていくでしょう。物足りなければ、そのとき何か読めばいいと思う。まず、群論の本を一冊読んでから、などは必要ないと思う。

いろんな人が、いろんな教科書を進めるけど、それはこの本が無かった時代に物理を勉強したから。今は、これが一番いいと思う。
定番の本 ★★★★☆
量子力学で定番の本です。
結構持っている人が多いと思うので、議論しやすいでしょう。
決して分かりやすい表現で書いてはいませんが、そういう意味で持っていて損はしません。
7章あたりの角運動量の記述が群論を使うので分かりにくいですが後に必要になります。
群論が、というよりは角運動量演算子の交換関係が、です。
一冊もっておきたいですね。
数学の予備知識が必要 ★★★☆☆
良い本だがある程度数学を知っていないと通読できない。
最初の5章までは微分方程式、フーリエ変換ベクトル解析の
知識がが必要。7章では群論を予め勉強しておかないと全く
読み進めないだろう。
逆に数学がわかっていれば非常に読みやすい本でもある。