初恋のときめきを永遠に
★★★★☆
少年少女のときに淡い恋心をもった二人が、10年ぶりに再会するお話です。
親の都合でアメリカとイギリスに離され、毎日手紙を書くよと約束するものの、手紙はおとなによって隠されていたとなれば、先を読み進めずにはいられないですよ。
お金をためていつか迎えに行くと一途にヒロインを想うヒーローがよかったです。
伯爵になってからも、カウボーイ風のちょっとワイルドなところが魅力的というのも納得です。
最後のほうでヒーローが届かなかった手紙の内容をヒロインに切々と語るところは涙ものです。
本当なら☆5をつけたいけど、☆一つ減点したのは、中盤少し中だるみがあるかなーと思ったから。
再会してからは二人の仲を妨げる大きな障害はないんだけど、ヒロインがなかなか心を決めず、わざとくっつくのを引き伸ばしてるんじゃないの?と思ってしまう部分があったから。
そんな減点部分はありましたが、初恋から天国に行くまで一生愛し合う姿はロマンティックでとても美しかったです。