お勧め!
★★★★★
第9話〜第11話まで収録。スピカサイドは特になし。(天音、オデコ、バカコンビが特に)
第9話は七不思議の話で、深雪と静馬の幼少時代が見られます。
第10話は期末テストでハンデある渚砂ちゃんに静馬がフランス語教えるシーン(一番微笑ましいシーンもあります。特に渚砂と静馬のシーン)
第11話はサマースクールがメイン。ここで静馬に対する渚砂ちゃんの意識や気持ちが確認出来ます。
ミアトルもスピカもルリムも夏服に変わりましたし、見所としては万歳!
初期配置を終え、いよいよストーリーの本筋が語られ始めます
★★★★☆
アストラエアの丘に建つ3校の女子校を舞台に、男子を徹底的に排除し女子のみの交流を描く、きわめて特異な世界観を持った作品。シリーズ第4巻で、第9話から11話が収録されています。
今巻で取り上げられたモチーフは、怪談話、一学期末テスト、サマースクールといった具合に、「夏(特に初夏)」を強く感じさせる内容となっています。また、ストーリーがほぼミアトルサイドオンリーで進められるもの大きな特徴。物語が前半から中盤に差し掛かり、状況設定及び各キャラの紹介や配置を終え、いよいよメインテーマが語られ始めたと言う印象ですね。
第6話で繋がる端緒が提示された渚砂と静馬の関係がより確かなものになっていく過程と、双方が自分の気持ちに気がつくきっかけが描かれています。また、この二人を主軸にしながらも、玉青、千代、深雪といった周辺の描写もしっかりなされているのがこの作品の良い点ですね。見始めた頃は世界観の奇抜さやキャラ萌え要素のみで売る作品かとも思っていましたが、実は人物やドラマもしっかりと描かれた、良質なシナリオが展開されている作品だと認識を改めさせられましたね。
絵的に非常に華やかなシーンが多いのは、この作品独自のシチュエーションが大いに活かされている点ですね。今巻は特に水着シーンが堪能出来ますが、狙ったとしか思えないスピカの学校指定の水着(何と白スク水)や、サマースクールにて披露される各キャラ毎の性格が良く反映された水着の数々は非常に楽しめました。
今巻少々残念だったのは、スピカサイドの展開がほとんど無く、特にスピカのプリンスやエロスユニットには出番すら無かった点ですね。まぁ先への伏線は張られていたので「次巻に期待」と言った所ですが、若干の刺激不足が感じられました。それだけミアトルサイドが深く掘り下げらている訳ですけどね。ル・リムサイドの面々は小ネタ中心ながらも存在感を醸し出していて良かったのですが。
頑張れ!玉青ちゃん!!
★★★★★
4巻は、玉青ちゃんの沢山のジレンマがありましたね。渚砂の玉青ちゃんへの依存もこの回で増したような気がします。玉青ちゃん頑張れと応援します!!