新株予約権や転換社債の、
実際に行われた発行内容について解説されているため、
今後の資金調達の発行内容の参考になった。
経営企画を担当する上で考えなくてはならない部分であったが、
いままでここまで解説している本に出会わなかったため、
非常に助かっています。
発行内容のメリットデメリット、効果等が解説されており、
さらにそれに付随する会計処理の解説等、
一連の資金調達に必要な事項が網羅されていると思います。

カテゴリーごとにケーススタディがあってとても分かりやすかった。
ストックオプション・種類株式について基本的なことから戦略的な活用法まで細かく書いてある。事業承継、ＭＢＯ時のそれらの活用や課税関係など勉強になりました。
財務経理の方にはお勧めの一冊です。

最近、巷でよく耳にする種類株式について理解を深めたいと思い様々な書籍を読んでいます。
私が最近読んだ本の中でもこの「戦略資本政策　新時代の新株予約権・種類株式活用法」
は特にお勧めです。
種類株式の項目に興味をひかれたのがこの本を読むきっかけでしたが、読み進めると種類株のことだけではなく、新株予約権等（本の中ではエキゾティック証券と総称されていましたが）
についても記載があり、実際に発行された事例をもとに説明がされています。
最近の市場の動向も含め、興味深い内容でした。

過去に実際に発行されたワラントやCBについて、長所や短所が細かく説明されており面白い。
CBと比べMSCBの方が発行後、株価が下がらないというデータに驚き。

また、種類株式についても詳しく説明が付されており、
企業の担当者は、買って損はないかも。