パーネスは大変優秀なセールスマンで、この本も注目を浴びるようなかなかおもしろく書かれています。中身はいい加減ではありませんが、よく読むとすべてが深く吟味されたものではないように思います。これを読んで単純にやってもうまくいかないと思います。彼にとってはこの本は軽いあいさつ代わりというところでしょう。ただおもしろおかしく基本が学べるという点ではピカイチの存在です。

著者が大きく儲けたかどうかは、導入部分としての面白さ
はあるが、内容の本質とは関わりがない。
本書は、書名の印象とは異なり、実に真面目な短期トレー
ディングについての入門書である。
ファンダメンタルズ分析等とはまったくかかわりなく、基本
的に値動きのみに着目する方法、短期トレードの考え方と
その具体的方法についてまとめられている。

内容（一発でなくてヒットねらい、勝てる確率が高い時に参
加し無理しない、謙虚に確実に、うわさで買ってニュースで
売れ、売りも買いも逆指し値は必須など）は、どれもなるほ
どと納得できるものであり、丁寧にまとめられている。
翻訳物の違和感もあまりなく、短期トレーディングについての
入門書として適切な本だと感じた。

　遊びで株をやるなら面白い株式攻略本です。
株式分割プレーや、ギャップダウン、ギャップアップと実際に株をしていると良く目にすることをおしえてくれます。
　趣味でやるなら、この本を熟読すれば、そんなに損をしないで長く株で遊べるじゃないかと思います。
どちらかというと、若い人向き。

株式で大損したので少し勉強しようと思い買いましたが更に損しました
と言ってもこの本のせいではありません
株式投資に対する精神的スタンスやストップオーダーなどの使い方は損を縮小させてくれたのでこの本おかげだと思います
逆指値の使い方や株式投資への基本的なスタンスは大変参考になり、読み終わってから数ヶ月経ちますがまだ頭に残っています

ただしこの本だけで著者の様に大儲けできるとはゆめゆめ思わないで下さい
これはどの投資本についても言えますが
書き方や内容は書いてあるテクニックの割には分かりやすく手許に置いて参照する様にしています

　この本を読み始めて、まず目を引いたのがトレーディングを始めた著者が半年間で15万ドルの資金の８０％を失って失意のどん底で復讐を誓い、見事に復讐を果たし大儲けしたことである。経験に裏打ちされた言葉には重みがある。

　要所要所で現れる「ワックシーの処世訓」と名付けられた短い教訓は、相場格言としてどこかで聞いたことがあるものも多いが、うまくまとめられている。それら処世訓の中には、常識らしきものの逆を行くものもあり、それも面白かった。
　ただ、売買のテクニカルな話は平凡なもので、少しガッカリさせられた。

　初心者というよりは、トレードで損も得も経験した人の方が興味深く読めると思う。