一日当たりの値幅を意識させてくれた本
★★★★☆
FX初心者の頃に「一日当たりの値幅」の意識を植え付けてくれた本。
為替市場は眠らないと喧伝されることもあるが、決して値動きは連続的ではない。
アジア、欧州、米国、それぞれの市場時間帯にどれだけ動いたか、
今後の市場にこれから動く余地はどれだけあるか、どのあたりで反転するかの目安に、
一日当たりの平均値幅という概念を利用する。
その目安に向かっていく時、反転した時、突き抜けた時、etc. の場合分けと、
特定のチャートパターンが一日の中のどの市場時間帯に発生したのかを組み合わせて
仕掛け・手仕舞いのルールを定義するのが本書のメソッド。
このアプローチは非常にユニークに思えた。
ただし、そのパターンテンプレ集は矛盾や重複を含んでいたり、若干お粗末(^^;
なお、著者の姿勢はテクニカル分析重視とは言っても、
値を足したり割ったり、ある期間の数字をいじくって分析する
所謂「インジケータ」にはほとんど触れていない。
値動きそのもののパターンからの仕掛けの解説が大半を占めている。
個人的にはそういったアプローチには好感を持ったが、
所謂インジケータの活用術を求める向きには不評かと。
初心者の私
★★★★☆
良い本だと思います。
レビュー見て買いました、中級上級向けだと思います。
先行投資 FXで負けるぐらいなら安いものですが多少経験がないと読んで理解出来ても上手に使うまでには時間が掛かると思います。
本のように上手く手法が確立されると良い結果が得られると思いますが、なにぶん経験が大切な世界なので、作者の方もヒントになればと書かれたと思います。
中堅投資家のバイブルになると思います。
★★★★☆
ストップロスのオーダをきちんと入れ、計画的なトレードが出来る様になった投資家。(つまり、私なわけですが・・・)にとって非常に参考になる本だと思います。確かに、説明が不十分なところもあるのですが、そこまで本に頼ってはいけない様な気がします。自分の頭で考えませんとね。
私は、この本の価格の100倍くらい儲けさせてもらいました。著者に感謝!
素晴らしい良書。
★★★★★
私はFXを始めて、2年半になるが、今までのどんなFX本や情報商材よりためになりました。
文章は、他の方が言っているのと違って、非常に素晴らしい訳だと思いますよ!スラスラと読めました。
ファンダメンタルではなく、チャートを頼りにする本当の理由や、いろいろなテクニカルの指標・オシレーター系の指標ではなく、値動きそのものや、トレンドライン・サポート・レジスタンスを重視する意味など、ほんものの投資テクニックが学べます。
最近、ストキャスティクスやMACD、RSIなどをメインに取引していてどうもうまくいかなかった理由がわかり、目から鱗が落ちました。
この本の最初の方の章は、初心者向け、と思われますが、中級・上級者にとっても、目から鱗の、著書の鋭い投資に対する洞察が読み取れるでしょう。
平均値幅、ドテン、トレンドラインなどの重要な境界線近くで仕掛ける、そして近くでストップを置く、などの秘伝といってもいい著書の技が惜しげもなく披露されている。
著者の、洞察力の鋭さ、本質をつかむ力に脱帽です。
良書ですが・・ 訳に問題あり
★★★☆☆
直訳すぎて、イライラした。単語をカタカナ表記で訳なし。(例えば”クリティカル”)翻訳者自身の知識不足 読解力不足が せっかくの良書を台無しにしてしまい残念だ。MBA修得らしいが、ファイナンス専攻ではない訳者を採用した編集者のも問題あり。やはり専門分野で経験者に依頼すべきだった。原書を読んだほうがよい。