遠い昔、遥か彼方の銀河系で…
★★★☆☆
本作は、1985年に制作されたアニメーションで『STAR WARS』の冠があるものの、
ほとんど内容が知られていないという意味では“幻の作品”という位置づけになる。
しかし、ジョージ・ルーカス自らが製作総指揮をしていることからもわかるように、
この物語もまた、広大な『STAR WARS』の世界を背景に語られたものには違いない。
ただ“正統な時間軸”に組み込まれるべきかどうかは、判断が難しいところである。
銀河帝国の皇帝代理というキャラクターが登場するエピソードも収録されているが、
この作品はパラレル・ワールドの出来事として捉えるのが自然な流れかもしれない。
流れとしては『Episode III : Revenge Of The Sith』以後に組み込まれるものなので、
『STAR WARS』のファンならば、資料としては持っておきたい一品だと云えよう。
特に、C-3POとR2-D2が好きでたまらないという人には、間違いなく推薦できる。