当時、アーケードゲーム【ストII】シリーズにハマっていた事もあって
公開時に、3回程 劇場に足を運んだ作品。

■良い点→1.テーマ曲「恋しさとせつなさと心強さと」が良い
　　　　　　 2.リュウとケンの友情が熱い
　　　　　 　3.キャラクターデザイン等媚びておらず、ゲームのそれに近い
　　　　 　　4.専門家の監修も含め、格闘シーンが面白い
　　　 　　　5.芸能人声優も違和感がなく 頑張っている
■悪い点→T.ホークが 性格・外見共に、粗暴な印象を受ける

個人的に TVシリーズはあまりハマらなかったのですが、こちらの劇場版は
ゲームの世界観を壊すことなく 描かれているな…という好印象。
「春麗&ガイルvs悪の組織シャドルー」と「リュウとケンの友情」が お話の両輪。
必殺技・通常技共に「ゲーム時の動き」が 随所に再現されていて 楽しいです。
昨今のアニメに比べても、全体的にしっかりとした作りで ☆5つ(^_^)♪。

要所要所に挿入される リュウとケンが共に過ごした 過去の修業時代の画が、
多くの方が「見せ場」にも挙げている ラストバトルの感動へ続く布石として
とても効果的で、感動しますね(^_^)。

春麗のシャワーシーンは…いわゆるフレディやジェイソンが出てくる映画に見る
「忍び寄る恐怖と緊張感」表現として、まぁベタですが…アリかな と(^_^)。
その後のバルログ戦は、本当「春麗がんばれーっ！」と応援したくなる激闘。
…にしても、ナルシストキャラって、最終的には その顔も含めて
ボッコボコにやられる事が多いように感じるのは 気のせいですかね(笑)。

そして 最大の見せ場は、多くの方が挙げるであろう「リュウ&ケンvsベガ」。
まさにクライマックスっ！…「恋しさとせつなさと心強さと」が流れる中
観ている側のテンションも、いやがおうにも MAXに♪。
映画冒頭のサガット戦を もう少しコンパクトにまとめてもらってもいいから
このラストバトルに もう少し時間を割い欲しかった…というのは 欲でしょうか(^_^)`。

清水宏次朗さん、藤谷美紀さん等 芸能人声優も、結構 合っていると思います。
個人的に「リュウvsフェイロン」戦のシーンも好きなのですが、このフェイロンも
本職の声優ではないのだから、本当 頑張っているな と驚きます。
又、今は亡き声優 塩沢兼人さんや郷里大輔さんの声も必聴です(T_T)。

余談として…結構序盤で ベガがサガット他を引き連れて基地内を闊歩するシーンは
まさに「悪の総帥」としての風格・怖さを感じる事ができて 良いですね。
T.ホークは もう少し「エコファイターで 優しい感じ」に 描いて欲しかった。
あと できれば…春麗は、いわゆる格闘着で闘うシーンを もう少し観たかったです。

原作(ゲーム)を知らないと 取っ付き辛いタイトルかとは思いますが
ストIIファンなら 問題なく楽しめる作品だと思います(^_^)。

序盤から終盤まで,ストIIシリーズキャラ全員登場し,大満足!! 終盤,宿敵ベガに翻弄され,リュウを攻撃するケン. しかし,昔の修行の記憶と,師匠の言葉が蘇り,覚醒するケン!! その後の,リュウ&ケンvsベガの対戦は必見!! 女優,篠原涼子さんの主題歌(♪恋しさとせつなさと心強さと)をバックに,2対1の,ドラマチックなバトルを展開!! 鳥肌が立つ位,友情で熱く,格好良いバトルシーン!! ストIIシリーズを,プレーした人は勿論,してない人にも,興奮と感動が待っている一枚です!!

ストーリー性、音楽、映像ともに非常に優れたものがある。この種の映画にありがちなストーリー展開の速さがなく、小室哲也の全盛期の音楽サウンド。陰影深い絵が単純な事物に深みを帯びさせている。

作品の終わり方も、奇を衒った感じでおもしろい。自分は、この作品を小学生のとき熊谷市の映画館で見ました。あのときの感動が甦った。最後の戦いで洗脳されたケンが洗脳が解けて、リュウを助けに行くシーンは音楽と映像がマッチしていて特に好きです。ラストのリュウ、ケンＶＳベガの「愛しさと切なさと心強さと」は何度見てもかっこいいと思える。

ゲーム、ストファイの解説などの特典映像も長いのは勿論ですが、映像作品としても多くの方々が満足できる作品に仕上がっていると思います。
自分はリュウのような求道的生き方に共鳴します。

ラストのリュウ&ケンvsベガのバトル

最低このバトルシーンだけでも見てもらいたい!!

確かに傷付きながらもバルログに立ち向かう春麗も熱いがやはりラストのバトルが一番の見所でしょう

いやいや,一番の見所は春麗のシャワーシーンでしょ?

黙れ俺w

てか春麗のパートナー?のガイルは一体何をしたでしょうか?

あ〜,ベガがいかに強いかを知らしめる為の噛ませ犬を立派に演じましたなw

リュウ「今だ!!ケン!!」

ケン「おぉ〜!!竜巻旋風脚!!」

リュウ「昇竜拳!!」

ケン「もらったぜぇ〜!!」

リュウ「おぉ〜!!」

リュウ&ケン「波動拳!!」

熱い熱すぎる!!

割りとストリートファイターはアニメーション化してますが今だこれを超えるストリートファイターのアニメはありません

ちなみにサガットはガイル以上に噛ませ犬役を演じましたな,スト4とか最近の偉大な格闘の帝王サガットしか知らない人はかなりショック受けるかもw

春麗が劇中最後に繰り出した技なのだが

蹴りの嵐からドロップキック

偶然なのかな?スト4の鳳扇華に見えましたw

リュウ「チェイサァァァ〜!!」

サイボーグ視点の細かさや、背景の描き込みなど、非常に綺麗なつくりになっていると思います。
スーパースト２に登場したキャラ全てが登場しますが、ストーリーに絡まないキャラの登場はかなり少ないです。
ディージェイやＴ・ホークは特に少ないです。
ガイルにはもっと見せ場が欲しかったです。

格闘シーンは全体的に躍動感があって良いです。
個人的にはザンギvsブランカ、春麗vsバルログの戦いが好きですが、どの戦いもキャラの設定・特性を生かしたものになってますので一見の価値はあります。

ストーリーは少々浅いかも知れませんが、無理の無い程度にまとめられており、格闘シーンも多めなので十分楽しめると思います。

今見ても色褪せない面白さです。とても満足です。

この映画が劇場公開されてからもう14年半も経つのですか…しかし、今見てもこの映画は非常に面白い。 スパ2の16人のキャラ全員にちゃんと出番を設けているのがニクイ。特に春麗VSバルログ戦は、バルログの卑劣さ凶悪さが際立っていて、ガイルが駆けつける前に春麗が独力でバルログをKOしたのは素晴らしい脚本。最後のリュウ&ケンVSベガ戦は、2対1なのにこの究極の盛り上がりは本当に素晴らしい。何度も見てしまう傑作。オマケのスト2の歴史も貴重な映像です。