ストーリーはそれ程凝った演出はなく比較的王道で、敵のアジトに乗り込んで仲間と協力し悪をやっつける的なものです。

劇場版だけあり、アクションシーンなどはとても格好良く動きも細かい、劇場版だけのオリジナル悪魔の実の能力者も結構登場して、ルフィ達との対決は盛り上がりました。
敵役の水になれる女性が結構セクシーで子供が見ることの多い作品としては結構挑戦してるなぁとｗ

おまけ？のジャンゴは・・・まぁそれなりにおまけとして見れば良い感じですかね、ちなみにアニメでジャンゴの声をあててた方とは別な方がジャンゴを演じてます。

劇場版第二段。ゲストの声優さんも堀内さんや林原さんといった大物が出揃っています。
浜辺でバカンス中だったルフィ海賊団（ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ）。しかし妙な二人組アキ−スとポロードに出くわして、さらにはトランプ海賊団に船を、そしてナミを奪われてしまう。

ルフィ以外の仲間達が衣装を借りてます。なので、最初はあんなお祭りめいた服装に…（笑）劇場版ならではのサプライズが盛りだくさんです。

ナミが捕まって気が気でないサンジですが、今回ずいぶん痛い目にあってます。だからこそ終盤の巻き返しはかなり素敵です。ゾロが「男」であることは言うまでもないですが、ウソップもビクビクきゃあきゃあ叫びながら結局「男」を見せてくれました。ポロードの陰に隠れてばかりのアキ−スに、ウソップが一喝するシーンは注目です。

この劇場版、キャラクター各々の活躍っぷり・「らしさ」がテンポ良く描かれていて、とっても楽しい。トリであるルフィのぶっ飛ばしっぷりも気持ちが良い！

映画ならではの注目したい点は、やはりアキ−スとポロード。まるで本物の兄弟のような二人ですが、ポロードはアキ−スを本当の両親に会わせたいと願ってる。アキ−スだって故郷に焦がれている。でもいつもポロードに守られてばかりの自分にも気づいてる。残されたオルゴール。大時計。ねじまき島で起こった「絆」の奇跡に、ちょっぴり涙が落ちるのでした。

仲間との友情はもちろんだけど、今回は兄弟の絆、そして親と子の絆が胸に響きました。

年齢を関係なく親子で楽しみたいのなら時間や場所に制約されないでゆっくり見れるDVDがお勧め。型にはまらないで楽しく見れるワンピースはテレビシリーズもいいけれど、一つの物語がしっかりしていて内容や流れのあるストーリィ性でわいわい楽しく見れるからお母さんも楽しい。たまには子供と騒ぎながら面白いアニメを見るのもいいもんです。