ちょっとこれは…
★★☆☆☆
ようやく結婚式にこぎつけた、って感じです。
ただ、作中でリディアがクレアのことを色々言ってますけど、それってあんたがどうこう言うことじゃないだろって突っ込みたいです。
クレアの今の境遇にしたって、彼女が自分で選んだことだろうし、あんたが同情するのって失礼だろうと思いました。
妖精の魔法のところも、リディアが悪いと思います。
あんたに弁解の余地はないといいたいですし、フェアリードクターとしてはあまりにも迂闊で軽率だと思います。
簡単にはいかない結婚式
★★★★★
きっとこの巻は、番外編みたいな形で優しく終わるのかと思っていました。
でもそこは谷先生、一ひねりがあります。
そして結婚式のリディアの気持ちに、感情移入して泣けてきました。
ああ、二人ともとうとう結婚したんだな!
でも、この二人、本当に初夜?をしたのか怪しいかも?
やっとここまで・・・
★★★★★
気持ちのすれ違いや困難を多々乗り越えて、ついに二人が結婚しました。でも一筋縄でいかないのがこの二人。小さな障害がいつもの通り心のすれ違いをうみ、けんかすることになりますが、今までとは違う二人の会話に、結婚を決めた二人の思いの強さを感じました。
リディアとけんかをして、焦るエドガーの余裕の無さが、とてもかわいらしかったです。
幸せムード漂う1冊ですが、プリンスの記憶を持つエドガーに、ユリシスの影が見え隠れしています。今後の展開が気になります。
今回はお祝いの意味を込めて、☆5つにしました。
まちにまった結婚式♪
★★★★★
幼いころに謎の組織にさらわれて苦難の連続だった伯爵エドガーと
妖精と人間のかけはしである妖精博士のリディア。
婚約してからもつぎつぎと邪魔が入った二人だけど、
とうとう結婚式♪です。
結婚式&新婚生活スタートのお話です。
結婚式のおまじないの準備をするリディア、
お祝いムードの妖精たち。
もちろんエドガーも、めちゃくちゃ楽しみにしていて。
トラブルがあったり、ケンカもしたりするんですが
なんだか一歩親密な感じでした。
エドガーに、これまでの余裕がないかんじも、なんかいい。
結婚式当日のリディアのモノローグがまた、じーんとする。
もう不本意に引き離されないんだ、という喜び。
素敵な結婚式でした。
新しい陰謀の予感があったり、「朱い月」とのことがあったりですが
冒険よりも、二人の生活が印象的な巻でした。