バーチャル・リアリティと言う言葉は，子どもの頃にNHKの番組で取り上げられていた言葉だ，
近頃はあまり頻繁にマスコミに出てくる言葉ではないかもしれないが，現在はここまで発達して
きていることを，一般人よりは新しいものに触れているはずの爆笑問題の二人が驚きを表している．
勿論，ただ最新の技術が語られているわけではない．このニッポンの教養シリーズはどれもそうなのだが，
この本では，著者である研究者が，なぜ自分はこの研究をし，
いったい何処を目指しているのかが感じ取れるかもしれない．
大学で研究をするということが先生の本音としてどうなのか，それが読み取れるかもしれない．
そういった理由から，特に現代の工学系の大学生に読んでもらいたい．と私は思った．