私も舞台を初めて観たとき、トートとエリザベートの恋愛関係が
イマイチ理解が出来なかったのですが、小説の中で背後関係とか、
劇では表現できない心の内なるセリフ(特にトートダンサーの心の内などは
舞台では全く無視されているので興味深い)を読む事によって、
そうだったのか!と納得する事が出来ました。
それもそのはず、舞台を手がけた小池 修一郎氏が訳してるのですものね・・・
観てから読むと、セリフが全てメロディーに乗って読めるので、楽しいし、
読んでから観れば、小説の中の登場人物が実体となって動き歌う姿を観れるので、楽しいと思います。
勿論、舞台を観る予定のない人にも、娯楽小説として、楽しく読めますよ!