ロック、ジャズ、クラシックなど多岐にわたるジャンルを横断しながらも、難解にも散漫にもならず、とにかく耳に心地よい楽曲群。6曲のヴォーカル曲も、主張しすぎない絶妙な存在感でアクセントを作る。作品の放送終了後半年を経てリリースされた本作だが、それだけの価値を認められる聴きごたえある1枚だ。(剛吉若寸也)