原作者の他の作品を読んだことがありまして、この作品も購入することにしました。もともとは児童向けとして出版されていたものを、ノベルスとして手直しされた作品だそうで。
　主役は小学生、てっちゃん、リョーチン、椎名の悪ガキ三人組で、それに謎の薬屋・地獄堂の店主が絡んでいろいろな事件を解決していくというお話です。
　いや、そのぉ…読んでみて思ったのですが「これ……子供向けだったの？（汗）」と。
　子供が読んで楽しめる部分ももちろんあるのですが、人間の内面的なモノがえがきだされているというか、ドロドロした感情みたいなものも見え隠れしていて、大人が読んでも十分楽しめるかと思います。
　スカッとする部分もあったりして、でも考えさせられたりもして……奥深いかも。
　シリーズが続くようなので、次も買うつもりです。

作者の妖怪アパートシリーズを読んで面白くて、
こちらのシリーズに手を出してしまいました。
面白いです。子供だけでなく大人でも絶対楽しめます。

痛快、無敵！
それだけではなく、
根底に流れる愛する心をもった三人悪。
彼らの、真の強さと優しさに心打たれます。

私にとって三人悪はキャラクターとしては最強です！

ガチガチの児童書がノベルズになって、復活。ポプラ版で全巻持っているのですが、これは大人が読むべきと思って来た私にとって、もう、奇跡というしかありません。作者デビュー作なので、文章があれなところもあるのですが、巻数が進むほどテーマが深い。大人が読むと、耳が痛いところもあって、考え深い。主人公の子供達もいたずらがすぎる場面もあるけど、根っこの部分はとてもいい子で、かわいいし、最高におもしろいです。前半を乗り切ればハマること間違いないです。オススメです。