どこか新鮮さを感じました…。
ただ闘う、平穏と自由の為に。
風見志郎の眼差しは清らかで汚れなき光が見えました。
戦う、闘う、そして斗う我らのV3の勇姿はいつまでも。

　１話のラストで登場したＶ３は色も派手で、それまでのライダーを見慣れていただけに違和感がありまくりでした。
しかも最初のうちの数回は前後編で続きの話で、Ｖ３が苦戦していたために敵が強いのかＶ３が弱いのかで少々ガッカリしてしまいました。
なによりもショックだったのが、１号２号の二人が生死不明になってしまったことで、（後に再登場するものの）当時は生きてるなんてわかるわけはないのですからね。
今はこういったＤＶＤもあるし、少し前はビデオテープもあって、観たい時にまとめて観たり、後の展開がわかる状態で観られるので、少し感動や驚きが薄れてるような気がしますけど良い時代になりましたね。

　

両親や妹を殺され、復讐を誓うV3。しかし、まだ本来の性能を発揮できず、デストロンの強力な怪人の前に苦戦を強いられる。そんな中、彼を支えたのは立花藤兵衛や珠美たち仲間の暖かい心だった。自らの復讐ではなく、人類の自由と平和を守る。その使命に気づいた時、V3は真の戦士として覚醒した。
これはひとりの男の成長過程である。

このＶ３を見れば「仮面ライダースピリッツ」で
「ＺＸ」相手に「風見四郎」が決して「膝を屈しなかった」
理由、「ＺＸ」に伝えたかったことが必ず分かります。

平成ライダーを毎年楽しみに見てますが、不満も多いです。難解なストーリーを広げるだけ広げてまとめきれてないし、変身ではなく装着だし、カードや携帯を使って変身するところ等に不満が残ります。(ライダーとして見なければ楽しめますが…。)作品が生き残るためには仕方ないし、面白いアイデアだと思います。ただ、強くなるのに努力も無く、アイテムでパワーアップ!決め技も武器だし。(作中の武器を使った闘いが嫌いなわけではありません。)努力の大切さも伝えず、喧嘩は武器を持ってするもの!て言ってるみたいで…。一応、子供番組ですから。
だからこそ、初期の仮面ライダーやV3を子供に見せたいと思いました。大人になって見ると確かに稚拙な点も有りますが、大事な何かが確かに伝わって来るんです、確かに。