タイトルに偽りがあるが、中身はとても面白い!
★★★★☆
届いたその日に、一気に読んでしまいました。
確かに他の人のレビューにあるように、「3ヶ月」では英語の達人にはなりません。
しかし、細かい英語の勉強方法や、モチベーション維持のためのテクニックは、大変参考になりました。もう一度読みたいと思わせる中身で、自分の英語学習に役に立ちそうです。
あー、なんでこのタイトルにしたんだろ。出版社の人に無理やりつけさせられたのかなぁ・・・。
本音トークが面白くて役に立ちます。
★★★★☆
赤ちゃんは、確かに文法を教わらなくてもしゃべれるようにはなるが、大人として
会話が出来るようになるには20年かかる、という話がありました。現在のお手軽な
学習法をうたっている教材を否定している点に、全く共感しました。
また、これだけの資格をいかに短期集中して取ったかの体験談が役に立ちます。
著者の方法は、文法力と語彙力を磨くことで、文法は、大人が短時間で外国語を習う
ための有効なツールであることを説いています。
その他、海外留学するなら、事前にこのくらいの英語力が必要といったことにも触れ
られており、著者自身の面白い体験も含めて、楽しくすぐ読めて有益な本になっている
と思います。
英英辞典は使わず、英字新聞や雑誌、ペーパーバックも読まず、英語ニュースも聴かず、
映画のビデオも、字幕は日本語のままでもよいという点では、大いに励まされました。
この他、留学や駅前留学よりも、自学自習が大事であることも、納得させてられました。
途中でやめました
★★☆☆☆
うーん、この著者、他人をもの凄く馬鹿にして生きてきたんだろうね。途中で読むの嫌になっちゃいました。優秀なのは分かるけどさぁ。
熱い外語習得者からの冷や水に感謝
★★★★★
なんか、行きずりの外語習得者とつい話し込んでしまって、率直な語り口に刺激を受けて、ちゃっかりヒントをもらっている、そんな疑似体験ができた本でした。また、第2外国語(著者の場合スペイン語)習得の話題は、英語以外の外国語にも触手を伸ばしたい自分にとって吉報でした。それから、短期集中型学習の繰り返しは語学習得に有効ということも再認識しました。
読んでいて「たった3ヵ月で英語の達人」という本のタイトルは、棚ぼた式に楽して学びたい方への皮肉が込められていると思いました。この本に速効マニュアルを求めると後悔するかもしれません。でも、それは読者次第で「改心のきっかけ」を与えてくれる本にもなると思います。
私の場合、著者の志緒野さんが英語とスペイン語を習得して色々な場数を踏んできていることと、自分の現状を比べたら、まだまだ意思、努力、気概が足りないことがわかりました。著者に覚醒され、背中を押してもらったありがたい本でした。志緒野さん、ありがとう!
独学でも何とかなるかも・・・
★★★★★
「独学でも何とかなるかも」という気持ちにさせてくれた本。
著者の志緒野さんは今でこそ通訳ガイドとしてあちこち飛び回ってお仕事なさってますが、昔は英語にそれほどこだわりのなかった方らしいです。
それでも、大学卒業後、自分で時間を作り、海外に留学などすることもなく英検1級と通訳ガイドの資格をとり、その後スペイン語も身につけて、バリバリ語学で仕事をするようにまでなった方です。
(・・・そのがんばりは半端じゃないですけど)
「たった3ヶ月」かどうかはその人しだいだと思いますが、でもこれくらい意思を強く持って継続すれば独学でもプロになれるほど身につけられるもんなんだと、私は感じ取りました。