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ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版 [DVD]

価格: ¥1,890
カテゴリ: DVD
ブランド: 角川映画
Amazon.co.jpで確認
   第二次世界大戦直後のシチリア島。村唯一の娯楽は、映画館『パラディソ座』だった。映画の魅力にとりつかれた少年トトと、彼が父代わりに慕った映画技師アルフレードとの心のふれあいの物語だ。
   2作目の本作で89年アカデミー外国語映画賞を受賞したジュゼッペ・トルナトーレ監督は、シチリア島の出身である。イタリア南部が抱える貧困の問題を絡めながら、底抜けに明るいシチリア人のふるまいをユーモラスに映している。音楽は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』や『海の上のピアニスト』などで有名なエンニオ・モリコーネが担当。随所に流れるテーマ曲のメロディラインは、見るものの心を感動の世界で包み込んでくれる。
   「映画通に捧げる映画」と評されるように、『駅馬車』『揺れる大地』など、スクリーンに浮かぶ古き良き名作の数々も見どころだ。だが、人生を貫こうとすれば、別れの痛みは避けられない…。そんな永遠のテーマに迫る名作だ。(タカハシミホ)
よい作品・・・ だけど長い!! ★★★☆☆
オリジナル版のほうがよかったです。
完全版は何しろ・・・長い!! 
初めて見る人にはオススメしません。
3時間も要らないし・・・
よっぱどのファンだったらまだしも。

途中で寝てしまいました。
未見の人がうらやましくて仕方がない ★★★★★
 久々に見て、やっぱり今回もまた、眼球が眼窩からぬるりと抜け落ちるかと思うほど泣いてしまった。 (;_;) (._.) ( _ ). .
 この作品からは、監督のジュゼッペ・トルナトーレ(思わず「どっちやねん!」とツッコミを入れたくなる名前だ^ ^;)の映画に対する愛情がひしひしと感じられる。

 青年となったトトがシチリアを離れようとするときのアルフレードのセリフ。大略次の通り。
「ここには戻るな。我々のことはすべて忘れろ。手紙も書くな。郷愁にくじけて戻って来てもうちには入れてやらん」「自分のすることを愛せ。それが何であっても。子どもの頃、映写室を愛したように」
 このあたりでもうすでに涙がとまらない。

 30年ぶりに故郷のジャンカルドに戻ったトトが、幼少期から青春期にかけて、自分の人生のすべてであった映画館の爆破に立ち会うシーン。すっかり年老いてしまった懐かしい故郷の人々が、唇をかみしめながら、崩れ落ちる映画館を見つめるその目に浮かぶ悲しみの色。
 嗚咽を抑えることができなくなる。

 ラストシーン。アルフレードが自分に遺してくれた形見のフィルム。スクリーンに次々と映し出される○○シーンを見つめながら感慨にふけるトトの表情。
 号泣また号泣。 

 未見の人がうらやましくて仕方がない。この作品をこれから初めて見るという幸福がまだ人生に残されているのだから。

 ユーモアとペーソス。人が人生を生きることの喜びと悲しみ。人が人を愛することの美しさ。人が映画であれ何であれ、何ものかを愛することの素晴らしさ。人の心と心の通い合いのあたたかさ。愛する人を思う心の切なさ。愛する人を失うことの悲痛。何もかもがこの映画にはいっぱい詰まっている。

 未見の方、特に若い皆さん、ぜひともご覧になってください。ほんとうに、ほんとうに素晴らしい作品です。
人が生きるためには...愛 ★★★★★
今更語るまでもない名作の一本です。
内容の方は極ありふれたドラマです。美しい風景や派手なアクション、魅惑の映像美なんかとは縁遠い作品です。
じゃ〜何処が名作なんだ?と言うと。「愛」の描写がすばらしいのです!
愛と言っても色々あります。友情、恋愛、親子、仕事〜数々の愛が、すばらしい描写で描かれています。

日々の生活に追われて心が渇いちゃった人。大切な存在を失くしちゃった人。家族を大切にしたい人などに効く作品です。
作品に通して溢れて垂れ流される「愛」が、貴方の心にじんわりと染み込んでいきます。
ラストのアルフレードの遺品は、「他人のことをここまで...」っと深く心ろえぐられました。トトと一緒に泣いちゃったよ俺。
長い作品でも、ふんわりと心に触る一本ならOKよ!って人はすぐに観よう!!そうで無い人も一度は観よう!!!
導けるもの ★★★★★
出逢いは雷鳴と共に。
想いは炎の如く。
美しく、切なく、激しく、儚く染み渡る調べ。
強く、痛いほどの陽射し。
冷たく、苦しくなるような闇の中。
互いが出会い、互いを知り、互いに惹かれ合い、求め合う。
今を見つめど、過去は消えず、押し寄せる未来を拒むことは許されない。
掛け替えの無い時流の中で、愛に巡り会い、はぐれ、見失う。
それでも、それでもつかみたい物が在る。忘れ得ない者がいる。
理解者が居ることは幸福である。
燃え尽きない愛情を持ち続けることは苦痛である。
そして、さしのべられた手、抱き締め合った手、導かれた手、送り出してくれた手は、人生の至上の宝物である。

――個人的には、あの神父さんがどうなったのか、気になる。
映画(館)好きなら涙なしでは観られない。 ★★★★★
劇場で初回公開版(短縮版)と長尺版を観てどちらも大泣きしたが、このDVDでも涙をこらえることができなかった。街の古びた映画館の暗闇の心地よさを知っている人の心の琴線に触れる超傑作である。

現在DVDで入手できるのは短縮版と完全版の2種のようだ。短縮版の方が映画(館)への愛により光があてられている構成であるのに対し、完全版は長尺化することで、映像文化・テクノロジーの変遷だけでなく、戦後の貧しさから脱却していくシチリアの社会の変化、そして主人公の少年・青年そして中年へのほろ苦さを含んだ成長の軌跡が鮮明となり、大河ドラマの風格を増したと思う。古きものが去る必然と感傷も。

エンニオ・モリコーネの音楽が最高。パット・メセニーの名盤「ミズーリの空高く」で採り上げられている程だ。
すぐ届きました。 ★★★★★
すぐ届きました。