「つばさ」の暗さと救いが際立つ話が入ってます
★★★★★
中盤まではどちらかというと、実は暗い話をサンバやドタバタで中和して(しすぎた?)ぶっ飛んだドラマに見せていた「つばさ」ですが、このBOX3に入っているエピソードは相当に深い暗さへ落ち込んでいるものが多いです。でも、そこからどう幸せになるかという救済の物語でもあるので、つらくはありません。
父の過去があんな設定の朝ドラなんてありませんでしたし、登場人物それぞれが心に闇を持っているなんて…朝からそんなドラマ見たくない! と言う人は時計代わりになるいつもの朝ドラを見てください、と言わんばかりの制作者の態度が痛快です。