日本語バージョンがイイ!
★★★★☆
昨年度優勝のディルーカ、新鋭のリッコ、2007年ヴェルタ優勝のメンショフ、
そして2007年ツール・ド・フランス王者のコンタドールと、役者の揃った2008ジロ。
総合優勝争いは大混戦で、最後まで目が離せない展開になっています。
コースも、最大斜度24%で未舗装のコロネス峠など、
ツールではありえない設定のため、選手の苦しみ方も半端ではないです。
そして2008のツール・ド・フランスDVDと違い、日本語解説がなかなかです。
ツールでは、レース結果を分かり切った上での雑談になっていますが、
このジロでは、しっかりとレース展開に合わせた臨場感のある実況と解説で、
6時間の長丁場を飽きさせずに見せてくれます。
ただし、この辺はジロならではですが、映像の質は良くないです。
カメラのレンズに水滴や虫が付いているのは当たり前、
レース展開が複雑になってくると、映像の切り替えが混乱し、
誰がどこのポジションなのかハッキリしないなど、ヤキモキします。
もう少しキレイにまとめてくれていれば☆5つでした。