イラストや写真が満載で、部屋の様子、街の様子が見やすくわかりやすい。
引越の予定がなくても、楽しく読めますよ。

あまりにも友達に頼りすぎてて、なんでも自分でやるタイプの自分は読んでてイライラしました。
著者は体が弱いんでしょうか？ちょっと作業しただけですぐにバテて友達や母親にやらせてい、それで開き直ってるのがよけいイラつきました。「末っ子だからしかたない」みたいに書いてますが一緒にしてほしくない。
とりあえずいい大人なんだから、人に車出させずに免許とれ！と言いたくなります。

クリエイター系のお宅を紹介するインテリア本には
デザイナー家具に囲まれてるアーティストさん達の
セレブ暮らしが紹介されていて、素敵なんだけど手が届かない印象。
でも、著者がひとめぼれして引っ越した物件は
築30年の庭付きテラスハウス、ネズミとカビが暗躍する掘り出し物？でした。
そこをいかに居心地よくしていくかが著者のセンスの見せ所で
奮闘するさまがなんともほほえましかったです。
著者は、どうやら周囲がほっとけないタイプのようで
姉妹や友人などの強力助っ人が次々に助けに来てくれて
人にめぐまれているなあとうらやましい限り。
杉浦さんといえば、雑貨やかわいいものの目利きというイメージ。
さぞかしモノが多くて引越しも大変だろうなあと思います。
西荻窪に、そしてDIY可の古い物件に住んでみたくなります。

引っ越しって面倒なものってイメージが強かったのですが、この本を読んでちょっと変わりました。
友達とワイワイかたずけしたり、愛着があるものでも自分には不要なものを人にあげたり、自分のい場所をつくっていく様子がよくわかります。
古いアパートでも、住みやすく自分で作り上げていくものだなとも思えます。
楽しい本です。

写真やイラストは素敵でインテリア等の参考になりましたが、正直買って後悔しました。
何と言うかもう少し精神的に自立されている方の著書かと思いきや
読んでいてこの著者の他人への依存心の強さが分かり辟易しました。
引っ越し準備から始まって新居を自分好みに整えるまでにやるべき大変な事は
ほとんど全て他力本願。
最初っから人（ご友人たち）をアテにして物事進めていらっしゃいます。
それでいてサブタイトルは「わたしの暮らしづくり」。説得力ないです。