青春は白百合の花束 (百合小説)
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「その放送を聞いた瞬間――私はきっと恋に落ちてしまった」
運命的な出会いなんて存在しないと思い込んでいた心塚牝鹿は放送の声に一目惚れ(?)してしまい、放送部への入部を決意する。しかし彼女の訪れた放送室にいたのは、自己紹介すら満足にできない女の子だった。
放送部の少女たちの運命的な出会いを描いた「籠の中の鳥の放送局」の他、
打ち捨てられた少女たちが慰め合う様を描く「微睡みで編まれた繭の図書室」、
過去を乗り越えて大人になる少女の姿を描く「兎と獅子は冷たい檻の体育館」の計3作品を収録。
(文庫本換算で約550ページ、くるくる姫先生の挿絵が5枚収録されています)