なにげに名リプレイです。
★★★★★
このシリーズのPCはノリが軽いですが、
読んでいるとそこが楽しくなってきます。
中盤の骨がいい味出してました。
いいNPC産み出すマスターだな、と思います。
現実世界に近いところに世界観が寄っているので、
好みは別れそうです。
GMの押し流されっぷりが悲しい。
★★☆☆☆
1巻から読んでいくとここらあたりであぁ、これダメだ!と投げそうになるかも知れません。
7巻、もしくは4巻から読んでいく時にこいつ誰と思ったときに読み始めればあーなるほど、という意味でありな本だと思います。
イラストは良いね
★★☆☆☆
初心者の正しい風景かもしれないが、所詮それだけ。
GMが色々とイベントを作って話を盛り上げようとしている努力は伝わってくるような気がしない訳でもない。
だが、どうもルールやスキルの穴が多くてPCにあっさり突破されるのはいくらGMの経験が浅いといっても程があるだろうと思わず突っ込みたい。
戦闘になっても相変わらずダイス目が悪くて〜で大概終ってしまうご都合も好きにはなれないしなぁ。
小説の方は結構楽しめたから手にとってパラパラ見ているんだけれど・・・レジに運ぶ度胸が出ないな。
まあ次に期待っと。
ひどいというけれど…
★★★★☆
ある意味、初心者のゲーム風景の真実ですね(笑)
慌てふためきながら、必死につじつまを合わせようとするGMと、少しずつ、GMのカラーを見極めて歩み寄るプレイヤー。
確かに、これまでのような「クォリティの高い美しい作品」ではないかもしれませんが、この泥臭さもゲームの真実の一面で、微笑ましく読めました。
初心者の頃を省みる方、心の広い方なら十分楽しめると思いますよ?
どうでもいいやと思ったけどやっぱりちょっと
★★☆☆☆
全体的には他の方が書いている通りです。導入に関してはプレイヤーが不自然な程に協力的になり、前巻ほどの不快感はありません。シナリオもダンジョンがメイン(=自由度が低い)なので、シティアドベンチャーの時のような粗が見えにくく、良くなったかな、と思えなくもないです。
ただ、気になるのは、ゲーム中でモラルハザードが起こっていることです。ゲーム中でPCが明らかに犯罪と思われる行為(詐欺、傷害、逮捕あたりかな?人を眠らせるのは傷害ですよね)をしているのですが、それがいっさい取り締まられていません。監修の清松さんは自分のリプレイでは「利己的な行為は取り締まられるべき」とか「ファンタジー世界の中でも自分の行動の責任はとるべき(あれ、これは友野さんかも)」とか言っていたのに、どうしたのかな、という感じです。個人的にゲームを楽しむだけならダーティなプレイもありだと思いますが、本にして売るにふさわしいかどうかは疑問です。
「GMの(実社会での)立場が弱いとプレイヤーがやりたい放題になる」などのネガティブな教訓が学べる反面教師的なリプレイ集ですので、あんまり居ないとは思いますがこのシリーズからリプレイを読み始めたという方は、他のリプレイ集(ソードワールド以外を含む)をある程度読んでから読むことをお奨めします。