2007年4月に公開された、イ・ジュンギ主演、イ・ムンシク共演のヒューマンドラマ。原作は金城一紀による人気小説『フライ、ダディ、フライ』。映画『王の男』で女性をも圧倒する妖艶な美男を演じたイ・ジュンギが、一転して冷徹な獣のような青年役に挑戦、役者としての可能性を大いに広げた。シャープで俊敏なボディアクションに加え、鋭利な刃物を感じさせる彼のまなざしは、孤独を抱えた主人公、コ・スンソクそのもの。また、愛娘の仇を討つべく一大決心でスンソクに教えを請う中年男、ガピル役は、柔軟な演技力に定評のあるイ・ムンシクが好演。おっかなびっくりスンソクに従いながら、父親としての自信を取り戻していく表情は、見るほどにいとおしくなってくる。年齢を超えた友愛(師弟愛?)に触れられる、爽快な物語。(みき~る)
泣きました
★★★★★
イ・ムンシクさんとイ・ジュンギさんの演技が素晴らしいです。
イ・ムンシクさんの笑顔がとってもかわいくて、楽しいシーンも
たくさんあります。
最後のシーンはすごく泣けました。
イ・ジュンギさんがダディと叫ぶシーンすごくよかったです。
すごく良い映画に出会えたと思いました。
あの割れた腹筋にあこがれて
★★★★★
私はイ・ジュンギさんのファンです だからこれを買いました
でも観終わった後 さえない中年のイ・ムンシクさんのファンになってしまいました
それはなぜか メタボなおなかが引っ込んでいたからです
誰もが年をとるのです!!!!!!!!!!!!そう 男 女 おかま おなべを問わず
くびれたウェストがドラム缶に近づき 鼻毛を抜くと白髪が交じり その他諸諸
でもそれを跳ね返すパワーを 涙ながらに 魅せて頂きました
1か月減量スケジュール 教えてください
元気が出る作品
★★★★☆
元気が出る作品には違いなく、格好良いイ・ジュンギと対照的な平凡なサラリーマンをイ・ムンシクが情緒豊かに演じたことが印象的でした。内容的には若干浅い感が強く、単純すぎる気がしたのは事実で、イ・ジュンギの過去など人間模様をもっと奥深く描きいれれば間違いなく傑作になると思いました。
クールな高校生と冴えないオヤジの心の触れ合い
★★★★☆
日本でも同じ原作が映画化されているが、実はそちらは見ていない。
というのも、「ケンカの強い高校生と、冴えないオヤジ」が主人公のはずなのに、日本版では少々キャスティングに難があるように思えるので。
岡田准一は間違いなく素晴らしい俳優だが、高校生役はさすがにキツイし、冴えないオヤジ役を堤真一が演じるのも、どう見ても無理がある。
この韓国版では、少なくともキャスティングはばっちり。
高校生役のイ・ジュンギは、ちょっと陰があって繊細な、でも戦うとやたら強い、という役にうってつけだ。
この俳優さんは、いつも思うのだが、顔が美しいばかりでなく、その身体能力の高さが驚異的。
回し蹴りをきっちり決めるシーンなど、本当にかっこいい!
また、オヤジ役のイ・ムンシクも、どんなにかっこわるくても、娘のために捨て身で頑張る姿がリアルで、心が温かくなってくる。
どこか心を閉ざしていた感じの高校生が、このオヤジとの触れ合いを通して、人として成長していく。
ケンカにおいては師匠だが、人生においては、むしろ多くのものをオヤジから学んでいく。
その姿が、静かに感動的だった。
軍配はどちらに
★★★★☆
ご存知のとおり直木賞作家の金城一紀さんの原作を自身が脚本化し,2005年7月に公開されたのが日本版です。
主演した岡田准一さん(スンシン役)は舞台挨拶で「観れば必ずスッキリした気持ちで映画館を出られる作品。そして僕の中でも忘れることのできない1本なので多くの人に見てもらいたい。」と述べていますが,本当にスッキリ,何も後に残らない作品でした。
そして今度はそのリメイク版が韓国で制作され,「王の男」のあのイ・ジュンギが主演しました。
ストーリー展開は日韓ともにほとんど差がありませんので,世代を越えた友情を日韓がどのように表現したのかという点が注目されます。
演出的には日本より厳しい学歴社会の現状や年功序列など韓国ならではの味付けもありますが作品的には優劣をつけにくいです。
あとは役者の演技力の問題ですが,岡田准一VSイ・ジュンギだと,それぞれ根強いファンがいますので評価はしないほうが無難だと思います。
となると日韓の比較対象は,いわゆる被害者の父を演ずるオッサン役になってきます。日本版では堤真一が,韓国版ではイ・ムンシクが冴えないサラリーマン役を好演しています。
私の個人的な見解としては,高校生の娘がいるという設定では堤さんは若すぎますし,よりオッサンらしい演技という点でもイ・ムンシクに軍配が上がりそうです。
是非みなさんも見比べて見てください。