基本的にお進めできませんが、重要な本でもあります。
★★☆☆☆
とにかく分厚いですが、それは文章の重複箇所が多いからです。
空亡とか旬空などの解説が書かれた、唯一の奇書……ですが、
じっさいたくさんの命盤で試してみましたところ、
あんまり当たっていないというのが正直な感想です。
あと、大限の見方がいまいちよくわかりません。
四化飛星も使わないのに、なぜか羊刃陀羅が飛んだりとか。何度も読み返しましたが「?」な部分が多いです。
なので評価は☆2と低いです。
けれど、紫微斗数の上級者が研究するには、とりあえず読んでみなくてはいけない本ではあることは間違いないでしょう。
なぜなら、鮑黎明氏の「紫微斗数闡秘」という絶版本の焼き直しだからです。
いろいろ問題の多い本のようですが、いろんな意味で重要な本だと思います。
お進めできない点は、「著者がほんとうに鑑定した実績で書いてるのか?」と疑ってしまう内容だからです。いわゆる原点丸写し本の代表的なところがあります。
まあいい本ですよ
★★★★☆
賛否両論あるのは多流派ある中当然ですが、内容はちゃんと読めば理解・納得できるし、隅々まで読めば大変よい研究材料だと思います
個人的には物凄く当たると感じますし、良書であると思います
某書からの無断転載があった件で頭ごなしに拒否する方もいるようですが、その件は既に当人たち同士で解決している事なのですから、解決済みの件を理由に本の内容を吟味もせず頭ごなしに否定するのは良くないかと思います
個人的にはこのやり方で納得です
因みに、旬空が星の作用を消すという考えも、この本の独特に見える動盤の作り方も、更に上昇宮=十二子刻という考えも、ずっと以前から存在していた考えのようなので、著者のオリジナル創作ではないでしょう
誤字脱字、誤記が多いのが、本としてダメな部分です
正誤表を確認してください
それ以外はよい本ですよ
過去最高の紫微の大著
★★★★★
こんなに素晴らしい本があるなんて つむじや寝相による時間補正や截空を考慮することによって、圧倒的な的中率になりました。 その証拠に二十人近くのひとを看ましたが、子宝の数、兄弟の数がすべてピタリと当たりました 行限看法においても、大限盤小限盤太歳盤の三方四正を詳細に見ていくことによって、詳しく見ていくことができます。 紫微斗数を勉強するなら、まずこの本から始めることをオススメします。
説明悪くないのですが・・・
★★★☆☆
紫微斗数もいろいろな流派があるのは知っていますが、この著者の流派だと
他とくらべて完全に命宮が変ってしまうケースが多いようです。
なので、初心者の方にはお勧めできない気がします。
各星の説明は悪くないのですが、もう少しいろいろな命盤の例を参考にして
説明されていた方が分かりやすいような気がします。
最初の一冊には不向きかもしれませんね。
この本、本当は1万円以上してもおかしくないと思います。
★★★★★
今まで、自分なりに色々な流派の紫微斗数の書籍を読んできましたが、この本での3種の空亡の見方・考え方を知り、これまで紫微斗数を用いた判断結果に抱いてきた疑問が、ほぼ全てと言って良いほどに解決しました。また、動盤を使った行運の見方も分かってしまえば事実とピタリと符合して、鳥肌が立ってきました。星の持つ性質については鮑黎明先生の『飛星紫微斗数闡秘』と同じところもあるものの、異なっている部分もあり、これまでの自分の経験からすると、苔峰洞人先生の本の記述の方が事実と符合すると思う部分が多いです。また、本の中に重複して書かれている部分もあるものの、辞書のようにして使うには逆にそれが非常に便利で、むしろ読者のことを考えて書かれた本という印象を受けました。この本、本当は1万円以上してもおかしくないと思います。