ラリックをめぐるフランスの旅
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ラリックを訪ねるパリマップが楽しめる!
6月末から国立新美術館で開催されるラリック展についてネット検索しながら、偶然この本が出版されることを知って手にしました。今までラリックと言えば、香水瓶やブローチのような小物が紹介されることが多かったので、晩年に教会装飾まで手がけたことについては知りませんでした。中でも表紙にもなっている「ノートルダム・ド・フィデリテ修道会礼拝堂」のガラス装飾は素晴らしいです。荘厳なガラスのキリストに胸を打たれました。そのほかにもサンニケーズ教会、ソーシーレストレ教会、聖マタイ教会などが紹介されています。今までパリには何度も行っていますが、市内あちこちにラリックの作品が点在していることを初めて知りました。次回パリに行くときには、この本を片手にモンパルナスから実際に歩いてみようと思います。シャンゼリゼ通りにあるショッピングアーケードにはぜひ行ってみたいです。