待望の復活を遂げたスマッシング・パンプキンズ、7年振りの新作!ビリー・コーガン(vo/g)とジミー・チェンバレン(dr)のみで制作されたにもかかわらず、まさに文句ナシのスマパン・サウンドが全開。ZWANでもビリーのソロでも味わえなかったラウドに響くギターとあの声、ガッツある初期の作風を中心にしつつ、後期の要素も随所にちりばめられている集大成的な仕上がり。ジミーがこれだけ個性的なドラマーだった事にもあらためて驚いた。期待を裏切らない大充実作!(江畑謙)
新生スマパン!!!
★★★★☆
2007年、THE SMASHING PUMPKINSのアルバムです。
2000年にバンド解散、2005年に再結成を発表を経て、リリースされた作品です。
メンバーは、
Jimmy Chamberlin (Dr), Billy Cogan (その他全部) となっています。
音楽性は、グランジロックをメタリックに仕上げたような感じです。
スマパンの楽曲には、怒りをぶちまけるような「スマパン・暗黒面」といえるような楽曲がありますが、
その暗黒面をクローズアップしたようなアルバムです。(ジャケットも、そんな感じですね)
メタリックなギターリフでゴリゴリやって、グランジ的なピーキーな歪んだ音をかませて、
歌メロは、グランジとニューウェーブを、ほどよくブレンドしたような感じです。
このアルバムに収録された楽曲は、かなり質の高い楽曲が多いと思います。
実際、「かなりLive映えするのでは?」という曲も多いです。
しかしながら、解散前のスマパンと比較すると、
楽曲・演奏ともに、「立体感が無い」「落差が無い」「直線的」「一本槍」「Billy Coganワンマンバンド」な印象があります。
。。。そして、James Ihaの穴の大きさを感じさせられます。
スマパンの中心人物は、Billy Coganですし、彼はカリスマというのは、明らかなのですが、
Ihaがスマパンにもたらしてきたメロディ、サイケ感、多彩なギター表現 etcの「多彩さ」「表現の幅・振幅」が、大きく欠けています。
実質、「スマパン復活」というよりも、むしろ「新生スマパン」だと思います。(「☆-1」させていただきました。)
「スマパン・暗黒面が好きな人」に、オススメです。
「スマパン・ファン」「Billy Corganファン」「グランジ・ファン」にも、一度は、聴いていただきたい作品だと思います。
(参考)
日本盤は、ボーナストラック「Death from Above」収録。
2007
★★★★★
ズワン、ソロ……一度解散したものの、結局、ビリー・コーガンはこれがやりたかったわけだ。アメリカでは07年7月7日にリリースされた7年ぶりの復活第1弾アルバム。メロウかつアンニュイな歌メロを活かしたラウドなギター・ロック・サウンドは、『サイアミーズ・ドリーム』の頃を思わせる。ビリーの開き直りが頼もしい王道ハード・ロックの5ほか、アルバム全体の風通しの良さは賛否が分かれそうだけれど、ロック作品として単純にカッコイイ。90年代グランジ/オルタナを代表する彼らが現在のロック・シーンに、どう風穴を空けるのかが楽しみだ。
初めてスマパンを聴いた私としては・・・
★★★★★
すごく良いアルバムだと思います!!上手いことは言えないんですが、Heavyな音やボーカルのちょっとダルそうな感じがめっちゃかっこいい!!もしかしたら私は、昔のアルバムを好きになれないかもしれませんね^^;
非ファンとしては
★★★★★
非ファンといっても、
「スマパンが嫌い」
という否定的な意味での非ファンではないので
そこは汲み取ってください。
僕はスマパンはベストとアルバムを2枚ぐらい聴いただけで、
そのとき、オーケストラが入ってる感じに
いまいちノリきれなさを感じました。
ボーカルの人の声は結構独特でカッコ良かったので
その印象は強く残ったのですが、
バンドとしては長く付き合えるアルバムはないのかな、
と思ってそのまま忘れていました。
しかしこの前偶然このCDを聴く機会があって
聴いてみたらこれが普通にカッコいい。
「That's The Way(My Love Is)」
なんかはまさに僕がこの人のボーカルで聴きたい!
と思っていたタイプの曲で瞬く間に好きになりました。
なのでスマパンをまだ聴いたことがないか、
僕のようなスマパンのスマパンらしさ?みたいなものが苦手で、
でも興味を失い尽くしたわけではない、
みたいな方は一度聴いてみてはいかがでしょうか?
僕はハマりました。
大きな変化
★★★★★
結構この作品を非難する人がいるみたいですけど…僕は好きですよ。ファンなら聴けばわかると思うけどこの変化も受け入れるべきです。ジミーがいればいいじゃないですか。いくら騒いだ所でイハとダーシーはもう戻ってこないのだから