「いぬかみっ」は原作もアニメも見ていませんが何故か手に取ってしまいました。
漫画やアニメは絵を見た瞬間に見るか見ないか決めてしまう私にとって、松沢さんの絵にはまったのかもしれません。
それでも１巻から６巻まで毎巻ようこの焼きもちや、いきいきとしたいぬかみたちの性格が楽しく。脇役たち；かっぱや白山名君やマロちんもかわいくて引き込まれました。
最後の６巻では、啓太の「関係ねえって」のシーンでウルウル来てしまい、この本を手に取ったのは間違えではなかったなと思いました。まみずさん松沢さんありがとうございました。

この作品とは原作から結構長い付き合いでした
コミック化、アニメ化、映画化とかなり楽しませてもらいました
その作品が終わるというのはかなり残念です
しかし、もしかすると作者の気まぐれで原作の復活がありえるので
祈ります

　収録内容
Ｓｔｅｐ２４.　はいてない！
　依頼で温泉プールのオバケを倒したようこと啓太だったが、替えのパンツを忘れたようこは帰りのデパートで･･･
Ｓｔｅｐ２５.　オオカミさん気をつけて！
　ＢＬ新刊の原稿が思うように進まないいぐさ、そんな彼女の為にいまりとさよりは啓太を家に一泊させて･･･
Ｓｔｅｐ２６.　川平啓太と白山名君
　川平本家の花見に招かれた啓太とようこ、彼のカエル好きが気になって聞こうとしたようこだったが･･･そんな彼女の前に現れた巨大なカエルは･･･
Ｓｔｅｐ２７.　邂逅、白山名君！
　白山名君の語る啓太の修行時代、そこで彼は相変わらず･･･
Ｌａｓｔ　Ｓｔｅｐ　ガール・ミーツ・ボーイ
　遂に始まる川平本家の宴、そんな中一人すねたようこ、そしてようこは啓太に告白を･･･
オマケまんがっ！（なんと松沢まり、若月神無との合作）
　いぐさとてんそうによる新刊ペーパーその内容は･･･

　Ｓｔｅｐ２５のオチでのようこがいぐさに要求してのって彼女にとっての究極の罰ゲームですね。
　しかし本当に最後となるオマケまんがっ合作コミックとは思えないほどマッチングしていますね。

　この巻で完結です。見どころは白山名君との再会、そして子供の啓太とようこの出会い（回

想シーン）のところです。そこで少しですが啓太の過去が明らかになります。大切なシーンな

のでゆっくり読んで欲しいと思います。

　この巻の内容に関しての不満はなくとてもいいと思いますが、赤道斉や薫のことなどまった
く解決していないのでここで終わってしまうのは本当に残念です。続きを知りたい方は小説版
をおすすめします。

白山名君と再会する花見宴会の回でぶつっと切られた格好です。ここからが盛り上がるのにぃ。

漫画そのものは好きなので星5つなのですが、盛り上がりポイント前で終わってしまったために星2つ減じました。この減点は作者ではなく雑誌社ならびに編集者に。ちょっと、あんまりです。