ニューモデル速報 第474弾 新型フォレスターのすべて
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一歩先の世界へ
1997年に特異なクルマとして登場したのが初代フォレスター。4WDといえばクロカンかスーパースポーツセダンしかなかったような時代に、背の高いステーションワゴンが、4WDにいきなり250psのパワーを持って登場したのだから、当時は驚きと、正直いって困惑でした。しかしそれは、今考えればクロスオーバーの走りとなったのです。そんなフォレスターも4代目となり、もはや定着したブランドに成長しました。どんな成長ぶりなのか? それをこの本で確認しませんか。
■むしろオフロードにも力をいれたクロスオーバーに
初代フォレスターは全高1580mmと、今考えればそれほど背の高いクルマではありませんでした。ところが登場した1997年当時は、まだまだセダンの全高の常識は1400mmレベルと低いものでした。同年にビークロスやハリアーが登場しますが、それでも乗用車を基本としたクルマとしては、ルーフはかなり高いほうでした。しかし、よりクロスオーバーらしい使い勝手と、スタイルを持つべくフォレスターも進化してきたのです。現在では全高は1695mm。快適な室内空間を保ち、さらにオフロード性能&オンロード性能をともに高めています。
■XVがあったからこそできた、正常進化
フォレスターの進化がどうあるべきか? 北米での好調も受け快適性を重視した方向は、ひとつの大きな要素となっています。しかしながら、クロスオーバーのなかでもスペシャルティ的なエッセンスを持つXVが登場したことで、フォレスターはよりフォレスターらしい存在となることができたのではないでしょうか。快適性はさらに高めながらも、アーバンクルーザーとしての色を抑えることができ、いわゆるラギッドなヘビーデューティさを手中に収めることができたのです。堅牢さとスポーティな側面を合わせもつ、その魅力を確認してみてください。