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きつねのきんた (大人になっても忘れたくない いもとようこ名作絵本)

価格: ¥1,365
カテゴリ: 大型本
ブランド: 金の星社
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ずっと読みたかったお話でしたが… ★★★☆☆
原作者のかこさとしさんの本の紹介を読んで、ずっと読みたいと思っていたお話でした。大きな熊に抱かれるキツネが、私の読みたかったきんたちゃんのお話とは思わなかったので、この偶然に驚きました。

表紙の熊が、きんたの今の育てのお母さんなのかなと思いましたら、友達の熊のげんちゃんのお父さんでした。きんたの両親とお兄ちゃんは人間に殺されたけど、きんたはげんちゃんのウチに逃げて助かったのです。

きんたは元気で、森の仲間達に暖かく見守られて生きています。けれど、ある日人間が森を壊してゴルフ場にしてしまい、きんたも自分勝手な人間のペットとなりました。そしてそんな中でお母さんを見つけるのです。

これは、感動的なお話です。あそこにお母さんがいるのに近づけない。その切なさは共感出来る人には号泣ものです。
けれども、この後の展開は、私にはちょっと?です。

このお話では、きんたは何もしていないのかもしれません。偶然事件が起きて、きんたはそれに乗じて逃げただけなのでしょう、多分。きんたがお母さんと逃げたことしか書かれていませんから。
でも、話の流れから、きんたがお母さんを取り戻すために事件を起こしたように思われてなりませんでした。だとしたら、それってどうなの?と思います。自分の思いを叶えるためには何をしても良いということにはなりませんよね。

原作では、どうなのでしょう?

いもとさんの可愛らしい絵柄ともきんたが事件を起こしたということは相容れないと思いますので、もっとはっきり「事件は偶然起きた」とわかるような描写をして欲しいと思いました。
子供の心に本当に響きます ★★★★★
5歳の子供に読み聞かせたら、涙を流していました。
小さな子供にも、きんたの悲しみがよく伝わったのだと思います。
(自分もママが大好きだから)
子供にはまだまだ【自然破壊】の難しい問題などわかりません。

でも、子供はきんたの気持ちと一体になって読み進むので、『自然を大切に!』などと直接的な言葉はなくても、この本はかえって純粋な子供の心の中に【自然】との共存の大切さが深く刻み込まれることと思います。また、きんたの悲しみを知って、優しい気持ちも育まれるのだと思います。

いつか、この本を読んだたくさんの子供たちが大人になったとき、少しでも人間と自然界との関係が良くなっていて欲しいな・・・と思います。

思い出しただけで泣ける・・・ ★★★★★
子供の頃に買ってもらった絵本で、唯一未だに持ち続けている一冊! 何回読んだかわかんないくらい読んだので、かなりぼろっちくなってしまいました。 後半でおかあさんと再会(とは言えないが・・・)するあたりは、子供ながらに心臓をわしづかみされた感覚になった記憶があります。 きんたがおかあさんと幸せに暮らしてたらいいなぁ・・・