でも、子供はきんたの気持ちと一体になって読み進むので、『自然を大切に!』などと直接的な言葉はなくても、この本はかえって純粋な子供の心の中に【自然】との共存の大切さが深く刻み込まれることと思います。また、きんたの悲しみを知って、優しい気持ちも育まれるのだと思います。
いつか、この本を読んだたくさんの子供たちが大人になったとき、少しでも人間と自然界との関係が良くなっていて欲しいな・・・と思います。