退廃的な雰囲気とキューバの革命前夜という高まる危険を舞台にした『Dirty Dancing: Havana Nights(邦題『ダンシング・ハバナ』)』は1987年の映画をエキサイティングな新しい視点から描き直している。若い女性が愛、情熱、独立を見つけるという、いつの世も変わらぬ物語を紡いでいるが、独特の灼熱のリズムとスタイルで味付けされている。この新章の企画段階で、愛すべき配給会社のアーティザン・エンターテインメントとミラマックス・フィルムが映画界、音楽界、ダンス界の創造的なダイナモたちを集めた。一匹狼のプロデューサーであるローレンス・ベンダー(『Pulp Fiction』、『Good Will Hunting』)、製作総指揮のサラ・グリーン(『Frida』)、アカデミー受賞経験のある脚本化ロン・バス(『Rain Man』、『My Best Friend's Wedding』、監督にガイ・ファーランド、脚本のパメラ・グレイ(『A Walk on the Moon』)、原案はジョアン・ジャンセン。音楽業界の伝説クライヴ・デイヴィスのホットなJレコード傘下でサウンドトラックがリリースされる予定であり、セクシーなセンセーションを生んだ『Y Tu Mama Tambiin』での演技を経てのってきた新人スターのディエゴ・ルナは評判の高い俳優であるし、ブレイクすること必至の役柄を得た才能ある若い女優のロモーラ・ガライもいる(最近では『Nicholas Nickleby』に登場した)。こうして才能が集まった結果、この映画は初めて接する人から第1弾の『Dirty Dancing』を慈しんだ人まで、受け手に最高の時間を与えてくれること間違いなしだ!