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Salsa Latin Pop Music in the Cities [DVD] [Import]

価格: ¥2,151
カテゴリ: DVD
ブランド: Shanachie
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   1979年制作の本ドキュメンタリーは、サルサというホットなアフロ・ラテン系ダンス音楽の概略を紹介するもの。北アメリカのジャズ、プエルトリコのボンバ / プレーナ、キューバのマンボ、ルンバ、ダンソーン、チャ・チャ・チャのリズムが熱烈な結婚を果たした音楽、それがサルサだ。1960年代に誕生して以来、サルサはヒスパニック世界の音楽的共通語の役割を果たしてきた。
   本作の映像は驚くべきものだ。たとえば、今は亡き“ティンバレスの王様”ことティト・プエントが、キーボード奏者のチャーリー・パルミエリ(ピアノの伝説的達人エディ・パルミエリの兄)とブロンクスの屋外で共演する。別のシーンでは、そのチャーリー・パルミエリがラテン音楽教室で指導を行い、みずからのヒット・ナンバー「Mambo Joe」を学童たちが演奏できるまでに上達させる。さらに、ファニアという歴史的レーベルを代表するパナマ人歌手ルーベン・ブラデスも顔を出し、ラテン・アメリカの音楽と政治について的確な解説を披露。これと好対照を成すかのように登場するのが、かつてヤング・ローズのメンバーだったフェリペ・ルチアーノ。彼は、ニューヨークの洗練されたラテン系アメリカ人たちにサルサをぶつける。
   本作のハイライトは、“サルサの女王”ことセリア・クルースの貴重なリハーサル映像だ。クルースの優雅な踊り、言葉に省略を効かせたフレージング、よく響くボーカルは、あらゆるサルサ歌手の手本となった。プエルトリコからの胸打たれる映像、アフリカ発祥の宗教サンテリアの儀式に見られる土着的な美しさも見どころだろう。ニューヨーク発の音楽サルサは、南北アメリカをおいしく味付けするソースなのだ――本作『Salsa: Latin Pop Music in the Cities』は、私たちにそう教えてくれる。(Eugene Holley Jr., Amazon.com)