瓜田純士という男は常に自分より弱い相手に暴力を振るってきただけであり、格闘家になってからも大した結果は出していない。
ろくに才能もないのに粋がりたいだけ
ようするにメッキだらけの男なのだ

ほとんど瓜田さんの妄想の中の話みたいです。ブログもかなり盛ってるし。まっお伽話くらいで読むなら

著者が壮絶な人生を送ってきたのは間違いない。それが、他人や自分を傷つけるようなものだったとしても、がむしゃらに生きてきた。瓜田さんは生まれた時からこのような人生を送る運命だったのではないかと思う。人間はどこに生まれ落ちるか、選ぶことは出来ない。
運命に翻弄された男が半生を振り返ったとき、誰かに伝えたくなったメッセージがあったのだと思います。

文章にしてしまうと軽くなってしまう気がした。文章がどうとか言ってる連中は、この本の見るべきところを見てない。

貧しくてうんこが主食だった。そんな人生があったっていいじゃないか。ドブネズミはご馳走だった。そんな感じ。

文章が下手。作者は作家を名乗れるレベルの文章力や構成力をもっていない。

全体をとおして胡散臭さが漂っている。作者の捏造、妄想による描写もかなり多いのでは?という風に疑問を持つ箇所もかなりあった。
まあでも、この本にはある種の熱や読者を惹き付ける魅力があったこともまた事実。
作者のこれからにちょっとだけ期待している。
個人的に作者には次の作品の執筆にかかる前に、1000冊くらいのちゃんとした小説を読んでもらいたい。