わたしはこれをすすめます
★★★★☆
原作は導入部がもたついていたり、なぜこんな重要な事を窓際の人間に任せるのか疑問で、入りきれませんでした。充分な時間がない人に、原作はちょっとまわりくどいでしょう。
連ドラも同じ意味で、もたついた感じがあります。
漫画版は、絵柄の好みが合わない人も多いことと思います。
これは、わたしが原作で抱いた疑問の内、犯人の動機以外の不自然な点が目立っていません。かなり納得できるのです。
映画ですから一定時間内に収まっているわけで、非常にテンポが良く、だれた描写も全くありません。
原作と違って性別を変えられてしまった田口も、思いの外の竹内の好演によって、かえって良い結果になったと思います。
わたしは、原作よりも、漫画よりも、連ドラよりも、この映画版を一番おすすめします。
それほどダメじゃないと思います
★★★★☆
全体的にレビューの評価が低いですが、わたしは、それほどとは思わずに観ました。 「ザ・ムービー」って感じがぷんぷんですけど、作品自体は悪くないと思います…原作のテーマや緊張感は味わえました。術場も、かなり作り込まれていて、本物みたいです。 ただ、二つほど残念な点。田口役が女性だとしても、もうちょっとしっかりしてほしいです(苦笑)…ユルユルだけど、ホントはデキる人だから。 それから、桐生先生…うぅ〜ん???イメージは合ってると思うんですけど…。佐野史郎さん、玉鉄さん、國村さんが良いだけに、いささか残念です…。
つまらない映画(こうなるしかないとは思うけど)
★★☆☆☆
原作小説の最も優れたところが、映像表現には向かない心理描写や細かな情報を編み
込んだところなだけに、映画でこの作品のよさを出すのは難しかったか。
結果として、タレントのキャラクターに頼ったストーリーを追うだけの展開になって
しまった。
原作の面白かった部分を削りまくった映画
★☆☆☆☆
原作小説が凄く面白くて、映画も見てみようと思いました。
まず書いておくと、まだ映画見てない方は
ぜひ先に原作を・・・!
この映画先に見ると、「原作もこの程度かー」と思う方が
多そうで・・・面白さが全然違います。
内容は原作の半分も描かれていません。
田口先生を女性にするのは構わないけど、
(いや、男のがいいと思うけど・・)
内容をしっかり作ってほしかったです。
ストーリーが軽すぎる。
これじゃダイジェスト版にもならないと思う。
原作では、バチスタメンバーもひとりひとりがちゃんと
個性を持ってます。(映画じゃほんと皆空気すぎる)
白鳥もどうにもつまらない、ただの役人に成り下がってるし。
面白い部分が全部省かれてます。マジで。
あと、個人的な意見ですけど、全員キャストミス…
原作のイメージと全然違った。
まあ、映画上いろいろと変更しなきゃならないところは
あったんだと思うんですけど…納得いきません。
やっぱり、長編で練りこまれたストーリーを映画化する
というのは難しいんだなあと思いました。
原作を先に読んじゃうと
★★☆☆☆
やはり見劣りしてしまう感が否めない。
ストーリーに関係ない野球のシーンを出すくらいなら、登場人物の関係や性格をより細かく描いて欲しかった。
また、個人的に一番好きだった原作ラストの記者会見場面が大幅に削除されてしまっていたのがとても残念。
この作品はきっと映画向きではなかったんだろうと思う。
ただ、濃ゆいキャラを見事に演じきった阿部寛の力量は素晴らしいと感じるのでその辺は評価。