利用する人の用途によって評価が変わるだろう本
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金融翻訳の勉強の流れで購入した。以前に金融系の英語を勉強したくて本屋で立ち読みした時は、本書のような「日本語の中に英単語を含ませる文章」が不自然で読みにくく、「英文は英文、和訳は和訳」の本を購入したが、1年経過してこの本の有用性を感じて購入に至った。
読み物として求める人、または英文読解力を高めたい人には向かないかもしれない。しかし、私のように英語と日本語の往復をし、英日のスピードと正確性を高めたい人や、ある程度大枠の知識があって再度金融知識を整理(インプット)し直したい人には、訓練&まとめの教書となる。用途を推定し、万人に対してではなく、目的を持った人のスキルアップ用に工夫を加えられた1冊である。