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八十四歳。英語、イギリス、ひとり旅

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 小学館
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正直、自慢? ★★☆☆☆
この年齢でもマンツーマンの先生がいたら当たり前でしょう。大学の教授もしてた方だから。
私は英語カタコトですが、一人でイギリス言っても誰とでも話します。
著者の「私一人できたので」というセリフがうざい。たかだか旅行なのに。
吉勝信子さんの「女ひとりロンドンを…」のほうが断絶良かったです。
歳にもめげず、もの怖じせずに、前向きに ★★★★☆
何とまあ、歳にもめげず、もの怖じせずに、何ごとにも前向きに進むことよ。

53歳の時、取材で初めての海外旅行をしたところ、英語がうまく使えなかった、そのことから英語会話の勉強に取り組みます。それから10年余、イギリスひとり旅が始まりました。イギリス人の英語の先生とのお付き合いから、「よし、この英語を、先生の故国、イギリスで試してみたい」と思い立ったのでした。

旅で出会った生物の先生、ホテルの支配人、タクシーの運転手などと仲良くなり、再訪を繰り返すなかで、人と人とのつながり、異国の自然が醸す風土、歴史などに接しつつ、ついに13回のイギリスひとり旅を重ね84歳に至りました。

この本では、これだけのひとり旅を続けていれば多少はあるであろうアクシデントや失敗についてはほとんど全く描かれません。しかし、多分、著者は、だいじなことはそれらをどう克服するかということより、異国の人たちと真心をもって接してゆけばとても大きなものを得ることができるということを示したかったのだろうと思います。「望みを叶えたいと思い立ったらすぐにスタートしよう、そして、あきらめず、粘り強く楽しみながら望みを育てよう。その中で確実に自分も育っていく」と書いておられます。
読んで癒される ★★★★★
会話文や手紙の内容の話し言葉がとっても優雅で大好きです。
読んでいると優しい気持ちになります。
年子育児でイライラしどうしの私の、最近の癒しです。

私はアジア好きでイギリスや英語に興味は無かったのですが
この本に載っている、旅行した先の写真の美しいこと。
植物がどんな風に存在しているのかこと細かに書いてあって
想像の中の美しい風景画に癒されること。
出合った人々との交流の優しいこと。
非常にイギリスに行きたくなりました。
言葉ができないのではこの作者のような深い交流は難しいのかもしれませんが・・
本当に美しい文章で読んでいて心地いいです。
人生勉強 ★★★☆☆
元高校教師で、現在はエッセイなどをお書きの著者の
英語学習と、イギリス旅行などのエッセイ。

この本の一番の特徴は、著者のご年齢。
八十四歳。
海外へ一人でご旅行されるには、かなりのご高齢です。
彼女が英語の勉強を再開されたのは、五十五歳。
その当時でもかなり年配なのですが、ご当人は
「なんと若く、未来をたっぷりはらんだ年齢」と
著述なさっています。

ご旅行に関しても、長い年月、何度もたずねていらっしゃるだけあり、
現地での人間関係も、その地で暮らす人の人生がにじむ
独特のものになっています。

文章は、すこし素人っぽく、
高齢の方のものなので、自分にはちょっと馴染みにくかったです。
イギリスの旅行記としても、望んでいたものとはちょっと違う感じ。
人生の先達としての、力強さはあります。
中高年の方なら、かえって親しみやすいかもしれません。

継続は力なり ★★★★☆
 50歳代で英語学習を開始し、60歳代でイギリスへのひとり旅を実現された著者。まさに「継続は力なり」だなぁとしみじみ思いました。私も英語学習を続けて、著者のように心温まるステキな旅ができるようになりたい!と強く思いました。そのためには、英語力だけではなく、人間力も鍛錬しなくちゃ。
 この本には、ステキなホテルがたくさん出てくるので、いつか行く日のために、ホテル名と地名をメモしました。優しく柔らかい文体と、イギリスで撮った旅の思い出写真たちで、自分が旅をしたような気持ちにもなり、また旅に出たい気持ちにもなる本でした。