準備体操?にしては、素晴らしい音楽です!
★★★★☆
1996年、NIACINの1stアルバムです。
メンバーは、
Billy Sheehan (B, MR.BIG), John Novello (Key), Dennis Chambers (Dr) です。
Billy Sheehanが、大きく取り上げられていますが、
楽曲は、ストラヴィンスキー作曲のtr. 11以外は、全曲がJohn Novello作曲です。
アルバム全編、ハモンドB3のサウンドが唸っており、John Novelloが主役という感じです。
全体的に、楽曲の質は高く、何度聴いても楽しめます。
Billyは、NIACINの音楽性を「ファンキーなEL & P」とも、表現しています。
ちなみに、「ハモンドB3 → ビタミンB3 = ナイアシン」が、バンド名の由来です。
ただ、この面子にしては、明らかにおとなしすぎます!
特に、Billy Sheehan & Dennis Chambersのリズム隊!
いい演奏ですし、いいトーンですが。。。破壊力が足りません!
まだまだ、様子見?、準備体操?。。。なんて思います。(この面子ですから!)
音楽作品として素晴らしく、特に「ハモンド好き」には、超オススメの1枚です。
「JAZZ / FUSIONファン」「プログレ・ファン」「ジャズロック・ファン」の方も、結構楽しめると思います。
一方、破壊力を求める人には、NIACINは、最新のものから逆追いして聴くのをオススメします。
(また、この1stの後に出た「ビリー・シーン・プロジェクト・ライヴ」は、破壊力抜群で、超オススメです!)
(参考)
日本盤は、ボーナストラック「Last Ditch Rag」収録。