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樋口可南子のいいものを、すこし。

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 集英社
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銘打っているけれど・・・ ★★★★☆
樋口可南子の、と銘打っているけれど
彼女が文章を書いているわけではありません。
モノのセレクトは彼女がしていると思うのですが、
樋口さんは、その場その場にいて、たたずんでいる、という印象。

私は樋口さんが選んだものを樋口さんの言葉で語っている、と思っていたので
ちょっと残念でした。

清野さんというライターの方が文章を書いていて、
「プロにお願いする」というのも1つの方法だとは思うのですが、
「樋口可南子の」と銘打ったからには、
文章も樋口さんに書いてほしかった(読んでみたかった)。

美しいものを美しい人(樋口さん)とともに眺めるのは
とても素敵な時間です。
でも高すぎるかな?

倉敷の段通とか、京都のスリッパとか、今まで知らなかったような
美しいものがたくさん紹介されています。
これで樋口さんが文章を書いていらしたら、
心から★4つなのですが、これは甘めの★4つです。
いいモノとは ★★★★☆
樋口可南子のきものまわり、ものものがたりがよかったので、こちらも購入しました。前の2冊が、ハードカバーだったのに対し、本の装丁が、簡素になっています。(その分お値段も)。いいものは、多岐にわたり、目の保養にはなりますが、テーマの統一性が弱いというか。きものの時のようにどっぷり着物ワールドにつかるといった感じではなく、パラパラ見て楽しむ感じです。でも、今まで、存在すら知らなかったいいものが、紹介されていて、いいモノの価値が少しずつ、わかるようになる気がします。