20巻では、兵庫水軍が舞台になっています。23巻にも続くお話なので、ぜひ読んで欲しいです。

乱太郎達は、補習授業で少し早目の登校です。
そこへ兵庫水軍の海賊が乱太郎たちを迎えに来ました。
事情を聞いた土井先生は、乱太郎に急いで山田先生に手紙を届けさせます。
ところが途中で、乱太郎はドクタケ忍者に捕まってしまいますが、そこでドクタケ城の重大な計画を聞きだします。

一方しんベヱは学園長のところに行く途中で迷子になってしまいました。
そこへ、大木雅之助先生が現れます。
しんべヱと大木先生は、偶然にもドクタケ忍者の企みを見てしまいます。
ドクタケ城の陰謀を阻止するために、三人組と大木先生が活躍します。

お話の中に、「忍たま」の映画化の宣伝が盛り込まれていますが、残念なことに、映画版「忍たま乱太郎」は現在は廃盤になっています。どうしても見たい方、中古ビデオで探して下さい。私は原作の方が楽しいと思いますが...子供はアニメの方が分かりやすいでしょうね。

後半は学園長先生の忍術学園気まぐれ攻城野戦訓練です。
「1年は組」が、上級生を相手に一所懸命がんばります。

『落第忍者乱太郎』を読んでるといつも自分は吹き出ちゃうんだよね。だってさあ。乱太郎達が起こすことってハチャメチャで道理外れなことなんだよね。
第7話の『朝から晩まで食べ放題』の段でしんべエと三治郎ったら十日分の食料を朝ご飯にしたりしてさ。おいおい、こんなに使うなよ、て思ったよ。
まあ、自分はそんな道理外れなことをする乱太郎達が好きです。