感動します!
★★★★★
二話ともに感動出来るお話しです。
「寂しそうなパパ」では、愛用のシルクハットを被るのを忘れてしまい、年を取ってしまったと思ったムーミンパパは心配し若返りを図るのですが、ムーミンママのあるアイデアでそんなことをしなくても大丈夫だということを知るお話しです。若返り方などというとんでもない考えは気持ちが若くなければ出来ませんよというムーミンママの一言に感動です。
「旅に出たママ」も最後は感動します。ミイがムーミンママの料理を飽きたと言ったのが原因で、ママはスナフキンと一緒に特別な料理の材料を取りに旅へ出ます。この旅は家族の人を連れて行ってはいけないのですが、スナフキンは家族の人とはちょっと違うので大丈夫でした。
ママが旅へ出ているあいだ、ムーミンとパパは大忙し。料理も自分たちでしなくてはいけないし、掃除、洗濯、編み物、縫い物、全部ママの仕事だったのですからさあ大変です。ママが帰ってきたときは本当に泣けてきます。大袈裟かもしれませんが、母親の仕事がいかに大変なものなのか、また母親の存在の大切さを実感できるお話しだと思います。