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小公女(プリンセス)セーラ DVDメモリアルボックス

価格: ¥18,900
カテゴリ: DVD
ブランド: バンダイ
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これくらいの償いで許していいのか?! ★★★★★
 世界名作劇場中期の異色作品。内容は知らなくてもタイトルは知っていると言う人は多いはず。
 セーラは大富豪の父の特別な計らいでロンドンの寄宿舎に入る。
 しかし、突然セーラの父の訃報と破産を機に、学院長や同級生3人から苛めにあい、メイド以下の地位まで落ちてしまう。
 大富豪だったセーラの優しさは既に、うらぶれたメイドや馬の使用人の少年、優しい同級生たちに浸透しており、苛めや虐待をする学院長や使用人夫婦、同級生くらいで、人数は少ない。
 雪や雨の降る街に、セーラに散りばめられた優しさを発見できるようになると、この作品の素晴らしさが一層栄えてくるのではないだろうか。
 
 全部観賞した後、やはりもう一度観てしまうのは、セーラに救いの手が差し伸べられ、ダイヤモンドプリンセスになるエピソードだ。
 
 だが、あれだけセーラに虐待したミンチン学院長や使用人二人を、この程度で許していいのだろうか?

 「ミンチン院長の後悔」というエピソードがあるが、この後悔はセーラを虐待してしまった良心的な後悔ではなく、セーラという金脈を逃したという後悔でしかない。

 セーラに忠実だったメイドのベッキーは、これからはセーラの家庭のメイドになるとのことだが、セーラは落ちぶれた当初、ベッキーに「セーラと呼んで」というくらいだから、学校に行かせたい気持ちはあったのだと思う。ベッキーも下町のペーターも決して「セーラ」と呼ばず「お嬢様」と呼んだところにセーラに対する優しい心の持ち主と尊敬が伺える。
穢土を清める聖天使よ、甦れ。 ★★★★★
 フランシス・ホジソン・バーネット原作の「小公女」を、(かつて存在した)世界名作劇場という番組枠において、アニメ化された作品が本作です。
もちろん本作以外にも「小公女」は各種媒体にて映像化されており、アメリカ映画の「リトルプリンセス」やテレビドラマ「小公女セイラ」などがありますが、私にとって、そして、おそらく日本人の大多数の方々にとって最も親しみを覚え、そして感動させられたのが本作、「小公女セーラ」だと思います。
 本作は「セーラの性格が原作と違っている」などの批判がされているのは確かなのですが、良い意味での「脚色」だと私には思えました。
原作や映画やドラマでのセーラは、いじめや逆境を乗り越える「強さ」に重点が置かれており、少々(映画やドラマでは「かなり」)我が強い性格として描かれているのですが、本作のセーラは、その「強さ」を保ちつつも、小さい子やいじめられている子への「優しさ」に重点が置かれて描かれております。 その「優しさ」は、いじめの標的が自分に移されることも厭わない程、気高く強いものです。
 さらに、セーラの優しく、芯の強い性格の土台となっている、持って生まれた「小公女」としての使命感とプライド、亡き父母へ誓った操を守ろうという悲壮な決意が、物憂げな表情や名声優、島本須美氏の穏やかで朧げで、かつ慈愛に溢れる台詞回しによって、より一層強く感じられます。
 これら以外にも「脚色」と呼べなくもない点が何点かあるのですが、日本人の美的感性や倫理観、道徳観に一番よく適う「セーラ」は本作以外に私は見つけることができませんでした。
  女性の方々だけでなく、男性の方々(特にも、苦難の中で孤高を貫かんとする方々)にも、是非とも本作をご覧になって戴きたいと存じます。必ずや、セーラが我々の強い味方となってくれる筈です。
 巷では毒々しい言葉や態度ばかりが目に付いてしまう昨今では、本作は「時代遅れ」、「綺麗ごとすぎる」、「筋が単純すぎる」といった言葉が浴びせかけられるでしょうが、逆に、このような頽廃の時代だからこそ燦然と輝くべき「小公女」の姿が本作「小公女セーラ」には体現されているのではないでしょうか。
 せめて、本作をご覧になった方々の心の中で、この清らかな天使が生き続けられますよう祈念しつつ...。
子どもに見せたくない ★☆☆☆☆
原作から入った者ですが、アニメはイジメのエピソードが大幅に増やされています。
そのため困難にあっても気高さを失わないヒロイン(⇒小公女)という焦点がぼやけ、執拗なイジメにあう可哀想なお嬢様というイメージが強くなってしまいます。
原作が好きなので娘に見せたいと思っておりましたが、これでもかこれでもかと反復強調されるイジメに、(世の中には意地悪な人がいる)というインプットが強く残ってしまいそうで、見せるのはやめようと思いました。
名作劇場は小学生くらいが対象だと思いますが、その年代にはまだ人の暗い面をわざわざ教える必要はないと思います。
メモリアルとしては残念 ★★★☆☆
話はもう皆さんご存じだと思うので、内容については割愛します。
写真をアップロードしましたのでご覧いただければわかると思いますが、
なんとびっくり、ブックレットなどの冊子は一切入っていません。
海外「正規品」の韓国・中国版とほとんど同じ作り? 
ジャケット絵なども半分はそうですね……非常に残念です。
違うのは「国産正規品」であり、文字が日本語ということ。
中はスリーブ等に収まっているのではなく、プラケースが何枚か連結されていて(蛇腹ではない)、そこに収納されています。
盤面にも絵などはなく、日本語タイトルのみ……。
メモリアルというので期待していたので、とても残念です。
カラー1182分。(ここ、海外版と長さが違う…)
8枚組。ドルビーデジタル(モノラル)※特典映像のみステレオ。
片面二層、日本語字幕付き、リージョン2。
ジャケット絵が嬉しい ★★★★☆
ジャケット絵を描いたのは、キャラクターデザインの才田俊次氏ではなく、作画監督の山崎登志樹氏です(BOXの帯に名前が記載されています)。この方の担当回のセーラは特に可愛かった印象があるので、この仕様は嬉しかったです。
過去に発売されたDVD全11巻のジャケット絵は、才田氏など他の方が担当しているようなので、この点は貴重かと思います。
ただ、このDVD全11巻に付属していた解説書は、DVD-BOXには付いていません。価格を考えれば贅沢な望みかもしれませんが、それが残念でした。