図が豊富で基本的な情報が幅広く解ります
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くも膜下出血って何?という全く情報がわからない人におすすめ。
病気のしくみ、発症時、手術の種類、経過、予防法など
幅広い知識が、豊富な図やチャートで、親切なパンフレットのように、
とてもわかりやすく解説されています。
基本的な情報なら、今はネットを検索すれば拾えますが、
一冊に時系列で、きれいに解りやすく豊富な図で整理されているので、
どんな病気かとりあえず知りたい時便利で安心感があります。
また、ネットと違って思いのほか便利だったのは、
「人に説明する時」この本の図など、重要な部分を
ぱっぱと見せれば、お年寄りやお子さんでも解りやすく書いてあるので便利です。
説明はもちろん、回し読みもしやすいです。
近しい人が倒れた時や、自分にその可能性がある時など、
家族や親せきなども含めて、ざっと読んでおくのによいかもしれません。
身うちが倒れた時は、入院中ずっと病室に置いておいて、
お見舞いの人にも説明しやすかったです。
ひとつ注意は、この本は「脳出血」と「くも膜下出血」について書かれているので
両方に言えることも多いのでしかたないですが、
途中、あわてて拾い読みすると、どっちの事??となる部分がちょこっとあります。
でも、脳の病気の種類や、民間での呼び方やその分類などの
基本的な解説も、序盤にしっかり書いてあります。
回し読みや、拾い読みする人には、そのことを伝えると良いです。