英語でなら5つ星
★★★☆☆
名作「2001年宇宙の旅」でありながらテイストが全く違う作品。
2001年が映像でストーリーを語っていくのに対して、2010は明快に台詞を多様しています。
これは原作を読めば理解できると思いますが、映像だけでは伝わらない部分が多いことと、無駄に難解になることを避けるため(興行的な成功を優先??)でしょうね。
作品としては素晴らしい出来で、ロイ・シャイダーをはじめ俳優人の演技も素晴らしい。何よりボウマン船長が2001と同じ年格好で出てきたのには驚きです。
本来なら星5つの作品なのですが、吹き替え音声で視聴すると、英語音声になってしまうところがかなりあります。サポートに連絡したところ「パッケージの裏に書かれているとおり仕様になっています」とのこと。
なるほどパッケージ裏を見てみると「※日本語音声で本編を再生時に、音声素材の都合上、一部オリジナル音声に切り替わるところがあります。」と書かれていました。
通販で購入する場合はこのような情報を知ることはないので、このようなトラブルを避けられないでしょう。
音声素材の都合って何なのでしょう? 個人的には羽佐間道夫さんのロイ・シャイダーは大好きですのでとても残念でした。
2010年、宇宙開拓の夢は継続中。
★★★★★
2001年とセットで購入して改めて鑑賞しました。映画館でリアルタイムで鑑賞したときより、印象は良かったですね。内容はシリアスな科学空想で、久しぶりにのめり込みました。宇宙へのロマン、未知の生命体に対する好奇心、不可解な謎の探求など、少年時代にトリップしちゃいました。2001年と連続で鑑賞しましたが、監督の表現の違いはあれど、原作者がしっかりと関わっている事もあり、きちんと繋がっています。SFの良さが堪能出来きる傑作です。映像は大分良くなっていますよ。2001年は更に綺麗です。
現時点で最高の2010年ですね
★★★★★
DVDと何度も見比べました。
やはり正直に画質、繊細、緻密といった部分では
違いが明確に出ていますね。
宇宙船内のモニターの文字までクッキリ読めますし、
宇宙の星が、今までモヤ〜っとしていたものが画面上で数を数えることが出来ます。
ディスカバリーへの移動シーンなど
足元の画像は更に引き込まれそうになりますし、
モノリスの微妙な光沢が意図された再現をしてくれていると思います。
手元に置いておきたい1本ですね。