昔のコロコロの単行本しかなく、今回の再編集版を見つけた時は、即買いました。
今では高３になった息子にも「よく見つけた！」と褒められました。全部の復刻が楽しみです！

復刊版１巻は「メフィラス大魔王編」、２巻は「ヤプール編」です…
…が、１巻は旧コミックスの３巻の半分くらいまでで、２巻は旧コミックスの５巻の終盤まででした…
ヤプール編のクライマックスは３巻に持ち越しです。
今回の２巻では、闘士となったウルトラ戦士や怪獣たちの激闘がみられ…
さらに　タロウがメフィラスと共に修行をしていく様子が描かれていて、３・４巻へつながっていきます！
そして、超闘士となったウルトラマン、タロウが活躍！

次の　３巻は４月、最終４巻は６月発売予定！！！

３巻で、ヤプール編が終わり、ついに旧コミックス未収録の「ゴーデス編」が始まります！
シラリー、コダラー、パワードなんかも出てきて、ウルトラキーを使うみたいで、今から　かなり　楽しみ！！！
４巻は、「エンペラー星人編」で、成長したタロウとネオスや２１が登場するようです…

旧コミックスを読んだことある人は未収録作へ向けて復習な感じで…
ウルトラマンのファンでなくても十分楽しめる作品だと思うので…読んだことない人にも
オススメです！！！

の、ヤプール決戦直前までの話ですが、個人的にこのヤプール編前編でメインとなる敵、マザロンが
激伝史上最高の悪役だと思ってます。キャラとしては後のゴーデスと変わらないのですが、
今までのゼットン、鋼魔四天王、メフィラス大魔王、そして後のヤプールですら、悪役といえど
どこか憎めない一面を持ち合わせながらも、このマザロンだけはこれまでの敵とは異なり、
ただヤプールの為に殺戮の限りを尽くし、そしてゲームのように命を弄び、そして最期はヤプールの為に自らの死をも恐れず
最終形態で襲いかかる姿は、後のヤプール戦への布石に過ぎないのですか、それでも激伝の空気を変えた
名悪役の一人と言えるでしょう。

その他にも、前回のラスボスであるメフィラスが今回から仲間となるのですが、
ただ仲間になるのではないところも見所です。月刊誌と言う厳しい制約の中で
いろいろと物足りなさも感じますが、それでも十分に読みごたえのある熱い漫画です。

　主人公のいない間、敵の大攻勢にいかに立ち向かうかが見物のヤプール編が始まります。メフィラスは皆に闘士マンの気概を思い出させ､奮い立たせた後タロウとの師弟関係が始まり､これこそ好敵手と思います。タロウの成長にも目を離せません。個人的には第一回で敗れた時に闘士マンを讃え､｢次は負けんぞ｣といったゼットンの闘士としての満を持しての参戦もつぼです。