遅いカードでも以外といけます
★★★★★
オフロードレースを再現したコリン・マクレーシリーズの最新作です。
この作品は発売されている国によってパッケージの違いがありますが、ここで売られて
いるのは「COLIN McRAE」の表示があるヨーロッパ版で、中身は北米版と同じです。
Games for Windows Liveと銘打たれていて、アカウントを作成しないとオートセーブが
かかりませんので、アカウント作成は必須でしょう。ただ、ゲームからアカウントや
システムのアップデートを行うと失敗することがある様ですので、IEから別途行った方が
確実です。あらかじめ必要な作業は、アカウント作成、システムのアップデート、ファ
イアーウォールの見直しとなります。詳細はGames for Windows LiVEのサポートサイトに
記載されてます。このことに気付くのに結構時間がかかりました。
アカウント作成が完了していれば、後はゲームのインストールとなります。起動時に
サインインを要求してきますので、サインインします。最初のサインインで、Dirt2の
アップデートを要求されますので、指示に従います。ダウンロードには結構時間が
かかります。ファイアーウォールの設定によっては更新に失敗しますので、設定を
見直します。
ゲームは非常に綺麗なグラフィックスで描かれていて、まるで本当に現地で運転して
いるかの様です。最初のコースはロンドン、次はクロアチアと、レースを重ねていく
ごとにコースが増えていきます。レースに出ることで賞金が出ますので、車のカスタマイズ
や車種の増加が可能になり、より楽しさが広がります。ちょっとハンドルがクイックで
コントロールが難しいですが、これは慣れでしょう。高価ですが、ロジクールのハンドル
コントローラに接続するとよりリアルに楽しむことができます。PS2用のコントローラも
ゲームがインストールされる actionmap/actionMapPaths.xmlを変更することで、
Windowsが認識さえしていれば、使用することができますので、慣れたコントローラで
レースにチャレンジできます。柔軟性が嬉しい。XBOX用であれば、そのまま使用出来るみたい。
また、メーカーは保証していませんが、日本語音声も含まれていて、audio¥speech
にあるjp.nfsをen.nfsにリネームするだけで日本語でしゃべってくれて、判りやすくて
非常に良いです。
気になる実行環境に要求されるスペックですが、E8400(3GHz) + Radeon5570でも解像度を
1280x1024い落とせば、最低フレームレートが約24FPS(映画のレートと同じ)なので、
何とか遊べます。気になる人は1GBの実際に遊べるデモ版が配布されていますので、
遊んだ感じをあらかじめ確認することができます。
日本語版が出ていないので設定に苦労しますが、レースが好きな人には、値段も安く、
非常に良いゲームだと思います。