いいですよ。
★★★★☆
最近、OILY BOY と言うマガジンハウスから出版された雑誌ムックがある。
これがまた泣かせるのだ。
200号ぐらいまでのPOPEYEを買っていた4〜50代のオジサン達にはタマラナイ雑誌である。
巷溢れる女に媚びたLEONとか、最近出てるけどちっとも良くないゲーテって言う雑誌とは違った一本筋の通った男のファッションを中心としたライフスタイル雑誌である。
ちなみに、OILY BOYの意味は、白州次郎がいつも車をいじっていてオイルだらけになっていたことに由来するらしい。
中学2年のときからPOPEYE38号を買っていたマセガキの僕は、高校に入って、制服の白シャツが青みがかったポリエステル生地だったのが許せなくて、WAY-OUTで半そでボタンダウンオックスフォードコットン100%のかぶりのシャツをすぐさま買った。他も全部綿100のBDを着ていた。ベルトはリボンベルトでバックルのところだけ革のやつ。ズボンも最初は規定のノータックグレーパンツをしかたなしに穿いていたが、サイズが合わなくなるとすぐさまワンタックのフレア気味のパンツを購入した。懐かしいなあ。
そういう少年が大人になって、読んだら涙モノである。(当時のフレーズ)