時代劇に登場する悪代官を主人公にした、変りだねのアクションシミュレーションゲーム。プレイヤーは悪人の代名詞ともいえる悪代官となり、悪徳商人からのわい賂を使って用心棒を雇ったり、屋敷にわなを仕掛けたりして、正義の味方を返り討ちにすることが目的となる。正義の味方が通るルートをいかにうまく予測して罠を仕掛けるかがポイントだ。
また、わなを連続して成功させると必殺技が発動するなど、戦略的なやり込み要素がある点も見逃せない。各ステージの冒頭では、悪代官と悪徳商人の密会の光景が実写ムービーでそう入されるなど演出面も非常に凝った作りになっている。敵となる正義の味方は「水戸黄門」や「遠山の金さん」など、時代劇ではおなじみのキャラクター。彼らが悪代官に返り討ちに遭うシーンなど、通常テレビでは見ることのできない展開の時代劇を楽しむことができるのは大きな魅力だろう。普通の時代劇では物足りない、という人にオススメだ。(松崎 豊)
時代劇のロマン
★★★☆☆
時代劇の悪役側に立てるということで、非常に興味がありました。
実写ムービーも楽しくって好きです。
悪代官や悪徳商人が可愛い。
このゲームは制限時間以内に罠や用心棒を設置して、正義の味方を返り討ちにするというものです。
最初のステージのうちは時間も余るのですが、最後の方になると時間がなくてかなりあせります。
中々思うように、罠を設置することが出来ません。
また連鎖を狙うのも、難しい。
なかなか良い得点が出せずに、へこみました。
ですが1ステージ、1ステージと別れているので、時間の合間合間に楽しむことが出来ます。
忙しい方たちには、お勧めなゲームだと思います。
ミニゲームもユニークで楽しいです。
正義が必ず勝つとは限らない!
★★★★☆
普通は正義が悪を懲らしめるはずだけど
このゲームはまったく逆。
悪いことしてるのは自分とわかっていながらも
必死で正義を懲らしめることに夢中になります。
隠れた自分の性格に気づくかもしれません。
アクション系のゲームでは面白さ随一
★★★★★
様々なミッションで悪代官自身が仕掛けた罠によって、襲ってくる正義の味方たちを倒していくゲームです。はじめ罠の使い方になれていない時は少々てこずったけど、慣れてくると罠の連鎖ができ、段々楽しさが増してきます。
またミッションの前に必ずある悪代官と商人との演技が特に笑えます。
快感
★★★★☆
久しぶりに面白いゲームに出会えた気がします。
自分が「悪」の側につくというのは新感覚です。
正義を返り討ちにする、というのは予想以上に快感で、しかも、敵(正義の味方)が以外に強いというのがそれをかき立てます。
敵の行動を予想して罠を仕掛けるのにはSLG的な要素も入っているので、その点でも楽しめます。
代官自身は非常に弱い、というのもなかなか良いと思います。
正義の味方、というのは向こうが勝手にそう思ってるだけなのですから、その傲慢さを叩きのめしましょう。
バカゲーの中のバカゲー
★★★★★
文句無く最高のバカゲー!
時代劇をここまで練りあげ、別物にしてしまうその才能に敬礼!
ゲームよりも、ムービー、登場人物等にも注目!
特に北方堂・・・これはヤバイでしょう・・・。