文句なしに面白い。
前作は敵が400人だったが、今作は600人と1.5倍になった。
首都高の他に横浜、名古屋、大阪も収録。
ただ、車種が少ない。
しかも、ホンダ車が無い。ここが、-1点。
PS3で最新作を出す際は、車種豊富+敵1000人を期待します!

　コースの精度は完璧に近いです。ベイブリッジも登場し、大阪
や名古屋が出てきて、とても世界が広いです。雨の日の視界の悪
さも良く再現されています。でも、首都高ってこんなに暗かったっけ？
　でもやはり自分としてはホンダ車が登場しなかったのはとても
残念です。いくらライセンスが取れなかったとはいえ、ホンダだ
け架空の名前でも良かったのではないでしょうか？
　アーザーカーもタクシーとかバスとかがなくて、オフィシャル
カーだけではやはり臨場感がわきません。
　しかし、ゲーム全体としてはとても面白いので星４つ。

GPSを使用してサンプリングされたコースは、路面の起伏や凹凸、照明から標識まで恐ろしい程にリアルに再現されています。

今作からは首都高だけではなく、阪神や名古屋も増えました。天候も雨や雪等が追加され、エンジンのタレ具合やタイヤのグリップにも影響しています。

チューニングも「遂にココまで来たか…」というレベル。エアロは勿論、ライトやウインカーの色、ナンバープレートの位置まで変更出来ます。ただ、前作に比べてホイールの種類が減ったのと、リムとスポークで塗り分けられないのは残念。

グラフィックは、前作のテカテカしたものと違い、路面の汚れもシッカリ再現されています。車の艶に関しては、0〜100%までイジれるので、色々と変えてみるのも面白いと思います。

サウンドに関しては、エンジン音もよりリアルになって、形式によって聞き分けられるレベルです。トンネルの出口やアザーカーをパスした時の『風切り音』まで再現されています。BGMも、シリーズ通してお馴染みの曲に、新曲も多数追加されました。勿論、バトル時間に応じて歌詞が出る隠し要素もあります。

アザーカーが全て、オフィシャルの黄色いバンというのが残念なところですが、全体的にかなり良いゲームです。

ホンダがどうのこうの言う以前に、視界が悪すぎて、直前しか見えないので車の運転っていうより単純な反射神経ゲームになってる。夜道で暗いのはわかるけど、首都高だよ。こんな暗い訳ないだろ。自車のヘッドライトも暗くてカーブでも直前でやっとガードレールが見えるのでそれからハンドルきっても必ずガードレールにぶつかる。ドリフト等の車の挙動もおかしいし、格闘ゲームみたいなライフゲージが減っていく勝敗方法なので、とにかく最初に前に出ないと勝てない事が多い。自分が500PSオーバーのフルチューンで250Kmぐらいで前を走っているのに、突然それまで遅かった敵車が猛烈なスピードで追い抜いてくなんてありえない。しかもそれがKや1.6リッターぐらいの古い車だったり。あまりにリアルさがないですよね。一般車が異様に少ないし、同じロゴのワンボックスばっかなのもうんざり。BGMもいつも同じでうんざりしちゃう。廉価版で安いけどあまりおすすめできませんね。

あんまり車に詳しくない僕なので、自分が悪いのかもしれませんが、ライトユーザーからすれば、操作性が悪く、本編は単純作業の繰り返しです。アナログコントローラーを使うと、アクセルは強めに押さなきゃ加速遅いし、スピード早いと、すぐスピンする。グランツーと違って、練習してもぜんぜんうまくいかないし、安定して曲がれない。そして、クエストはライバル倒してチューニングしてまた倒しての繰り返し。百車以上、同じコースで倒すのもいいかげんあきる。コースはかなり倒さないと増えない。つまり、同じとこをグルグルグルグル走らなきゃならない。ライバル増やしすぎ!何回も単純作業を増やされるだけ。ドラクエ7の島を完成させる繰り返しと一緒。ライバルと話ができるとか、パーキングに停車して、食べ物とかでしばらく車を操作する性能あげるとか、そうゆう要素がほしかったな。ライセンスとってアザーカーが減ったとかHONDAがないよりも、ゲーム性を疑う。せっかく斬新なスピリットゲージバトルなのに、それだけで売ろうとしてないか?
でも、グランツーと決定的に違うのはCPUがちゃんとミスをするということ。それじゃ張り合いがない方もいるでしょうが、ライトユーザーにとってはミスしないCPUを相手にしても（しかも、グランツーは異様に早い）腹が立つだけである。チューンをその時点で、MAXまでしてもボスになるとミスやカーブでの減速がないと勝てない気がするんですけど…。車買い替えたら、またお金なくなるし。